映画「少女たちの羅針盤」の完成披露試写会イベントが13日、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)であり、主演の成海璃子さん、忽那汐里さん、森田彩華さん、草刈麻有さんの4人と、黒川智花さん、長崎俊一監督と主題歌を担当した矢沢洋子さんが登壇した。俳優の草刈正雄さんを父に持つ麻有さんは作品を誰に見てほしいかと聞かれ「やっぱり家族に見てほしい。家族で『みんなで行こうか』と話しています」とコメント。仲のよい草刈ファミリーの様子がうかがえた。
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同作は第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の優秀作に選ばれた水生大海さんのミステリー小説「少女たちの羅針盤」を「西の魔女が死んだ」の長崎俊一監督が映画化した。犯人が暴かれていく「過去」と4年前の青春エネルギーあふれる「過去」が交錯しながら進行し、犯人の目線で次第に真実が浮き彫りになっていく緊張感あふれるミステリー。「書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−」の成海さん、「BECK」の忽那さん、「青空のゆくえ」の森田さん、「蘇りの血」の麻有さんという実力派若手女優4人を主役に起用した。
撮影からほぼ1年ぶりに集まったという4人は「(撮影は)とにかく楽しかった」と口をそろえ、森田さんは「私の部屋がたまり場になっていて、寝るとき以外はずっと一緒でした」と語った。好きな人の話はしたのかという質問には「そういう感じではなくてどうでもいいことを話しました」と作品の雰囲気とは違って女子だけの合宿のような現場の様子を語った。(毎日新聞デジタル)
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