映画興行成績:首位は「ブラック・スワン」 平日封切りも好スタート

「ブラック・スワン」の一場面 (c) 2010 Twentieth Century Fox.
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「ブラック・スワン」の一場面 (c) 2010 Twentieth Century Fox.

 16日に発表された14、15日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、11日に公開されたナタリー・ポートマンさん主演の新作「ブラック・スワン」が、2日間で約21万人を動員し、興行収入約2億7000万円で初登場首位を獲得した。初日は平日にもかかわらず、11日だけで興行収入1億円を突破する好スタートを切り、公開後5日間の累計はすでに動員約40万人、興行収入約5億円を上げている。

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 「ブラック・スワン」はバレエの名作「白鳥の湖」のプリマに抜てきされたヒロインが、そのプレッシャーから次第に精神のバランスを崩していく姿をスリリングに描いた心理ドラマ。約10カ月に及ぶトーレニングと9キロの減量で主役のバレリーナ役を熱演したポートマンさんは、今年の「第83回アカデミー賞」での主演女優賞をはじめ、さまざまな賞を受賞した。

 2位は前週初登場首位からワンランクダウンの「岳 −ガク−」、3位は前週と同じく「GANTZ PERFECT ANSWER」、4位は「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」で前週より2ランクダウンした。「阪急電車 片道15分の奇跡」は動員が前週比94%で一つ順位を上げて6位、12週目を迎える「英国王のスピーチ」も、前週比106%と前週を上回り、ワンランクアップの9位となった。

 新作は、「はやぶさ HAYABUSA −BACK TO THE EARTH −」が11位を獲得。09年に製作された同名のDVD作品に地球帰還までの最新映像を加えたフルCGドキュメンタリー作で、66館での公開だったにもかかわらず、初日2日間で約2万人を動員し、興行収入は1072万円となった。(毎日新聞デジタル)

1位 ブラック・スワン

2位 岳 −ガク−

3位 GANTZ PERFECT ANSWER

4位 名探偵コナン 沈黙の15分

5位 八日目の蝉

6位 阪急電車 片道15分の奇跡

7位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

8位 ガリバー旅行記

9位 英国王のスピーチ

10位 アンノウン

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