お台場合衆国2011:100%自家発電で開催 テーマソングはゆずの書き下ろし曲に決定

「お台場合衆国2011」のテーマソングを書き下ろすことになった「ゆず」
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「お台場合衆国2011」のテーマソングを書き下ろすことになった「ゆず」

 フジテレビが開催する今年の夏のイベント「お台場合衆国2011」のテーマソングを男性デュオ「ゆず」が書き下ろすことが5日、明らかになった。今年の「お台場合衆国」は、東日本大震災の影響で懸念されている夏の電力不足に対応するため、100%自家発電(本社屋のぞく)で開催するという。

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 「お台場合衆国」は、同局がテレビ番組と視聴者がふれ合う場を作るという目的で、09年から開催しているイベント。今年は「お台場合衆国2011 ぼくらがNIPPON応援団!」と題し、開催地の広場を「合衆国サンサンアイランド」と命名。東日本大震災の被災地の復興と節電を目標として、参加することで被災地支援につながるような企画が検討されている。自家発電は、大型発電機を海外から導入するほか、ソーラーパネルなどを駆使するという。ゆずが書き下ろすテーマソングはイベント会場内やイベントのCMなどに使われる。

 ゆずは今回、イベントの趣旨に賛同し、楽曲の書き下ろしを決めた。メンバーの北川悠仁さん(34)は「『今こそ歌を届けたい!』を合言葉に、僕たちなりに日本が元気になってくれたらと願い、全国に歌を届けています。今年の夏は、この『お台場合衆国』のイベントとともに、さらなる元気を届けるために一緒に盛り上げていきたいと思っています」とコメント。岩沢厚治さん(34)は「夏休みの楽しい思い出とともに、僕らの曲が多くの人に届いて元気になってくれたらいいなと思っています」とコメントしている。

 ゆずは、5月3日に仙台市の仙台市民広場前で、公式では13年ぶりとなる路上ライブを無料で開催したほか、ツアーのライブ音源を音楽配信サイトで販売し、収益の全額を日本赤十字社を通じて被災地へ寄付するなどの支援活動を行っている。イベントを主催するフジテレビの角谷公英団長は「震災以降、忙しいツアーの合間をぬって(ゆずが)仙台で行ったライブを見て、その歌声を聴くにつれ、『この2人と新しい日本を作っていきたい』と思うようになりました。飾らない姿で市民とふれあい、励ますその姿は、まさに私が理想とする『NIPPON応援団』です」と起用の理由を語っている。「お台場合衆国2011」は7月16日~8月31日に東京・台場のフジテレビ周辺で開催予定。(毎日新聞デジタル)

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