たまゆら：10月にテレビアニメ放送開始　ED曲は中島愛が担当　広島を舞台にした少女たちの青春

　10年にオリジナル・ビデオアニメ（ＯＶＡ）として発売され、人気を博したアニメ「たまゆら」のテレビシリーズが10月から放送されることがこのほど明らかになった。タイトルは「たまゆら～hitotose」で、キャラクターたちの1年の生活や成長を描く。放送局は未定。エンディングテーマはOVA版に続き、声優の中島愛さんに決定。詳細は8月5日に発表する。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　「たまゆら」は、10年11～12月にOVAとして発売された作品。写真が大好きな高校1年生の沢渡楓が、亡き父の故郷の竹原市に引っ越して来た。瀬戸内海に面した「安芸の小京都」と呼ばれた古い町並み、穏やかな海と島々、温かい人々との交流、友だちとのかかわりの中、大好きなカメラを通じて日常にある幸せを再発見していく物語。キャストは竹達彩奈さん、阿澄佳奈さん、井口裕香さん、儀武ゆう子さんら。アニメ「ARIA（アリア）」「カレイドスター」などの佐藤順一さんが監督を務める。

　テレビ放送を記念したイベント「祝！TVアニメ化記念　たまゆら祭2011 in 汐入～始まりの場所なので～」を8月14日に実施する。主人公・沢渡楓が中学時代まで過ごした神奈川県横須賀市汐入の横須賀芸術劇場で開催され、佐藤監督とキャストの竹達さん、阿澄さん、井口さん、儀武さんらによるトークショーや中島さんのライブなどを行う予定。（毎日新聞デジタル）