フジテレビで放送されたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」のキャンペーンが23日~9月11日、アニメの舞台となった埼玉県秩父市で開かれる。アニメを通じて、地域の魅力をアピールするという。
ウナギノボリ
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アニメは、じんたん(宿海仁太)を中心に、小学生のころ仲が良かった6人だが、めんま(本間芽衣子)の死をきっかけに、距離が離れていた。高校生になったじんたんの前に、少女のままのめんまが「お願いをかなえてほしい」と現れる。めんまの「お願い」をかなえるため、6人が再び集まって……という物語。アニメ「とらドラ!」を手掛けた長井龍雪監督、脚本の岡田麿里さん、イラストレーターの田中将賀さんのヒットメーカー3人が再集結し、アニメ枠「ノイタミナ」で放送された。自然豊かな秩父が舞台として描かれ、「聖地巡礼」と称して、現地を訪れるファンが急増。地元の有志がアニメの応援団を結成して、秩父をアピールする動きも起こっている。
キャンペーン第1弾として23日から、アニメゆかりの地を巡る聖地巡礼マップ「めんまのおねがいさがし in ちちぶ 舞台探訪」を、秩父市内や西武鉄道の各駅、秩父鉄道の主要駅で配布。アニメに登場するスポット紹介のほか、出演声優陣の「作品に対する感想」と「一押しシーン」なども掲載される。第2弾は、「『超平和バスターズ』の願いよ届け!」と題し、秩父地方の七夕(8月 7日)に合わせて、「あの花」の花マークが描かれたオリジナル短冊に「あの花」ファンに願い事やメッセージを記入してもらい、短冊をつけた七夕飾りを秩父市内各所で飾る。短冊は秩父市内の「ほっとすぽっと秩父館」、「秩父ふるさと館」、「秩父まつり会館」で23日から配布し、先着1000人には「あの花」クリアファイルがプレゼントされる。
第3弾は 8月1日から、聖地巡礼イベント「『あの花』聖地巡礼~めんまの願いを叶(かな)えよう~」を実施。聖地巡礼マップを使って、街中の「あの花」ロケ地に隠されたキーワードを集めて巡礼する。ステージが期間ごとに三つに分かれており、ステージごとに参加賞記念品とキーワードが異なる。スタート場所は西武秩父線西武秩父駅と秩父鉄道秩父駅で配布される「聖地ラリーシート」で、各スポットを巡ってキーワードを集めると、ゴールの「ほっとすぽっと秩父館」で記念のオリジナルポストカード(全3種類)がもらえる。(毎日新聞デジタル)
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