Superfly:映画「スマグラー」の主題歌を書き下ろし テーマソングと自身初の2曲を提供

映画「スマグラー おまえの未来を運べ」の主題歌とテーマソングを提供したSuperfly
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映画「スマグラー おまえの未来を運べ」の主題歌とテーマソングを提供したSuperfly

 俳優の妻夫木聡さんが主演する映画「スマグラー おまえの未来を運べ」(石井克人監督)の主題歌を越智志帆さんのユニット「Superfly」が手がけたことが21日、明らかになった。作品に感銘を受け書き下ろした新曲「愛をくらえ」が主題歌に、未発表曲の「I My Me Mine Mine」がイメージソングとなる。

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 主題歌をオファーした山口雅敏プロデューサーは「『スマグラー』は衝撃のラスト38分と、その後に圧倒的な爽快感が待ち構えているアクションエンターテインメント映画です。ラストの余韻にふさわしいのはSuperflyの伸びやかで力強い歌声だと思いました。そして、彼らは妻夫木聡くん演じる主人公の心情と石井監督の映画の世界観をくみ取り、書き下ろしてくれました。それが主題歌『愛をくらえ』です。過去を乗り越え未来へ今まさに踏み出す人たちを後押しする、時代の応援歌です」とコメントを寄せている。

 山口プロデューサーは、Superflyの未発表曲「I My Me Mine Mine」もぜひテーマソングとして起用したいと熱望し、これも実現。Superflyにとって2曲を映画に提供するのは初めての取り組みとなった。主題歌「愛をくらえ」について、Superflyは「それぞれの正義を生きて、信じる道を歩く。迫力ある演技に圧倒されました。たとえ世の中にそっぽを向かれても、笑われたとしても、ありったけの愛を歌に込めて、信じる道を歩いていきたい。そんな思いを込めて作りました。一人でも多くの方に届きますように」とメッセージを送っている。

 Superflyは通算3枚目となるオリジナルアルバム「Mind Travel」を6月15日に発売し、初週で16万6000枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで初登場首位を獲得。1枚目のアルバムから4作連続アルバムランキング首位は、女性アーティストでは04年4月12日付に「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」で宇多田ヒカルが記録して以来、7年3カ月ぶりの快挙だった。現在は本人にとって最大規模のライブツアー「Superfly Tour 2011“Mind Traveler”」で全国を回っており、自身初のアリーナツアーを12月に実施することを先日発表した。

 映画は、「闇金ウシジマくん」などで知られる真鍋昌平さんのマンガが原作。役者の夢に破れ、多額の借金まで背負ってしまったフリーターの砧涼介(妻夫木さん)が、借金返済のために闇の運送屋「スマグラー」として「やばい」依頼物の運搬と処理をさせられ、たった一度のミスすら命取りになる、死と隣り合わせの世界に身を投じる……というストーリー。永瀬正敏さんや松雪泰子さん、満島ひかりさん、安藤政信さんら豪華キャストの出演で話題を集めている。10月22日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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