地球温暖化対策などのために東京・秋葉原で働くメイドらが「打ち水」を行うイベント「うち水っ娘大集合!2011」が31日、JR秋葉原駅西口であり、メイド喫茶など24店舗のコスプレ姿の女性従業員51人や静岡県の“ゆるキャラ”「ハンバーグマのグーグー」などが参加した。さらに、4人組ガールズバンド「SCANDAL(スキャンダル)」のメンバーがメイド喫茶「ぴなふぉあ」のメイド服姿で登場。この日は、あいにくの小雨交じりで、開始前の気温は24.3度と涼しかったが、関係者らは「今年は節電もあり、猛暑はこれから」とばかり一斉に水をまいた。
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同イベントは、ヒートアイランド現象を抑え、地球温暖化対策を訴える目的で、04年から毎年夏にNPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」が実施しており、今年は、8月1日から1カ月間、秋葉原エリアの店舗が開店前に打ち水を行う「開店打ち水、始めました作戦」も展開する。打ち水には、生活用水などを再利用し、エコに配慮しているのが特徴。
イベントのイメージキャラクター「2℃ちゃん三姉妹」も登場。長女・木村ゆめこさん、次女・星由華さん、三女・沖田桃果さんらの「涼しくなあれ」という掛け声とともに参加者が一斉に水をまき、参加者は「風呂の残り水をもってきました」「洗い物に使った水を使います」などとそれぞれが用意した水で打ち水を行った。猛暑が続く8月も、打ち水で秋葉原を涼しくしていく。(毎日新聞デジタル)