KARA：新番組の公開収録に登場　「ミスター」など全6曲披露　ギュリはコラボ曲も

　韓国の5人組ガールズグループ「KARA（カラ）」が1日、「スカパー！」など全国のケーブルテレビで視聴可能な韓国の音楽チャンネル「Mnet」で15日からスタートするK−POP初の音楽ライブ番組「JJ’s Mstudio（ジェイジェイズ　エムスタジオ）」の公開収録に登場。メンバーのハラさんは、「久しぶりに皆さんに会えてうれしかった！」と笑顔であいさつした。

ウナギノボリ

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　番組は、「Mnet」オリジナルの30分番組で、毎月1組のK-POPアーティストがゲストで登場し、ライブやトークを繰り広げるという内容。番組制作から放送まですべてを日本で行うK−POP音楽番組は初めてで、MCは「Mnet」で放送されている番組「John-Hoonのスウィートプロポーズ」のJohn-Hoon（ジョンフン）さんと、実力派ボーカルグループ「sg WANNA BE＋（エスジーワナビー）」のメーンボーカル、キム・ジノさんが担当する。歌手でもあるMC2人のトークや、ゲストとのコラボレーションライブ、来日中の密着映像なども放送予定。

　公開収録には、MCの2人も登場した。この日は、番組の第5～8回目（9月12日～10月3日）の放送にあたる4回分が収録され、「KARA」は水色と白の夏らしいステージ衣装で登場。「GO GOサマー！」「ジェットコースターラブ」などのヒット曲を披露し、抽選で招待された500人のファンが詰めかけた会場を盛り上げた。途中で黒とゴールドのセクシーな衣装に着替え、「ジャンピン」「ミスター」など、計6曲を披露した。

　ギュリさんは、「こんなにたくさん来てくださってありがとうございます」とあいさつ。「盛り上がっていますか−？」とファンに呼びかけるなどした。「ジェットコースターラブ」についてMCから聞かれると、スンヨンさんは「自分が好きな男の人を思って告白するときの気分を、まるでジェットコースターに乗ったときのような、ワクワク、ドキドキする気持ち、心の起伏を表現しながら歌ってます」と笑顔を見せた。

　この日、ギュリさんとジョンフンさんは、ディズニーの劇場版アニメ「アラジン」の「A Whole New World」をデュエット。高音のギュリさんと低音のジョンフンさんのハーモニーに、会場はしっとりとした雰囲気に。ジョンフンさんが、マーメイドブルー色のドレス姿のギュリさんの手を取る場面も見られた。ジョンフンさんは「『アラジン』の曲を聴いて、こういう声の歌手がいないかと思ってたけど、『KARA』のギュリさんは似合ってました」と絶賛していて、ギュリさんも「光栄です」と喜んだ。

　ニコルさんは、「今日は一緒に楽しめてうれしいです。ギュリちゃんの新しい姿を見られてすごいうれしい」と話した。ジヨンさんは、「いろんなの見せましたが、どうでしたー？」とファンに呼びかけ、ファンから大きな歓声が返ってきて大喜びだった。収録ではそのほか、ジョンフンさんの「シリウス」も披露された。番組は、15日から毎週月曜午後8時に放送予定。再放送は毎週金曜午後6時、毎週日曜午後2時。なお、番組では定期的に公開収録を行う。

　KARAは、07年3月に韓国でデビュー。リーダーのギュリさん、スンヨンさん、ハラさん、ニコルさん、ジヨンさんの5人組。昨年8月に日本でのデビューシングル「ミスター」、同11月には「ジャンピン」を発売し、両曲のほか、ベストアルバムやブルーレイディスクなどが売り上げランキング上位に食い込むなど、K-POPブームを象徴する人気グループとなっている。11年1月にグループの分裂騒動が起こり、その間、韓国でも活動も休止していたが、6月11日にソウルでファンミーティングを行い活動を再開した。（毎日新聞デジタル）