鋼の錬金術師:来場者特典で劇場予告編フィルムを配布

「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」のビジュアル (c)荒川弘/HAGAREN THE MOVIE 2011
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「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」のビジュアル (c)荒川弘/HAGAREN THE MOVIE 2011

 公開中の劇場版アニメ「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の劇場予告編から切り出されたフィルムが来場者特典として6日から上映劇場で数量限定で配布される(一部の劇場では13日から配布)。来場者特典は今回が2度目で、第1弾として原作者の荒川弘さんが特別に描き下ろした最新作収録のスペシャルコミックス「鋼の錬金術師 第11.5巻 ~旅立ちの前に~」が配布中となっている。

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 「鋼の錬金術師」は、「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で01~10年に連載された荒川さんの人気マンガ。第15回手塚治虫文化賞の新生賞を受賞した。錬金術が科学のように発達した世界で、禁じられた「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエルリック兄弟が、失った体を取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出るというダークファンタジーで、MBS・TBS系で2度アニメ化され、05年には劇場版も公開されている。

 映画は、刑期終了を間近に控えたひとりの囚人が、アメストリスの首都・セントラルにある中央刑務所から脱獄した。その男、ボイジャーが操る強力な錬金術に興味をひかれたエルリック兄弟は、男の後を追ってアメストリスの西、大国・クレタとの国境を目指すことになる。かつて「ミロス」と呼ばれていた巨大ながけに周りを囲まれた街・テーブルシティにたどり着いた2人はジュリアという一人の少女に出会う。少女の言葉に導かれ、エドたちはこの地に隠された血塗られた歴史を知ることになるのだった……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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