大野智:主演ドラマ「怪物くん」 1年半ぶりに新作スペシャルで復活

今秋にスペシャルドラマが放送される「怪物くん」=日本テレビ提供
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今秋にスペシャルドラマが放送される「怪物くん」=日本テレビ提供

 人気グループ「嵐」の大野智さん主演で昨年放送されて話題を呼び、今年の冬には3D映画も公開される大ヒットドラマ「怪物くん」(日本テレビ系)が、この秋、1年半ぶりにスペシャルドラマとして帰ってくることが5日、明らかになった。怪物くんの故郷「怪物ランド」を舞台にした完全オリジナルの新作で、大野さんは「久々にみんなに会えるのが本当にうれしいです! 見終わった後に、『怪物くん、サイコー!!』って言ってもらえる内容になると思うので、ドラマも映画も楽しみに、みんな待ってろよー!!」と呼びかけている。

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 「怪物くん」は、藤子不二雄Aさんが、60年代後半に連載したマンガが原作で、68年にモノクロ、80年にはカラーでテレビアニメ化された。昨年4月に大野さんの主演で日本テレビ系で連続ドラマが放送。大野さんのほか、お供のドラキュラ、オオカミ男、フランケンを、それぞれ八嶋智人さん、「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん、チェ・ホンマンさんが演じ、悪魔界の王子デモキン役を「TOKIO」の松岡昌宏さん、怪物くんのいいなずけ怪子役をベッキーさんが演じた。

 全話の平均視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ファミリー層など幅広い人気を集めており、開催中の日本テレビの夏のイベント「汐博2011」に登場した「怪物くんジャイアントスライダー」は2時間半待ちの人気。また、冬にお正月映画として全国で公開されることが決まっており、前売り券は発売から2日間で10万5000枚以上を売り上げている。

 スペシャルドラマ版は、人間界での修業を終えて数カ月後が舞台。「大王は忙しい」「面倒くさい」と、怪物くんが相変わらずのわがままぶりを発揮していたせいで3人のお供は「腐りかけトリオ」と呼ばれてしまう始末。息子である怪物くんのやる気のなさにしびれを切らした怪物大王(鹿賀丈史さん)は、「もはやお供たちに任せておくわけにはいかない!」とある決断をする……というストーリーだ。

 デモキン役の松岡さんのほか、人間界唯一の友だちのヒロシ役の濱田龍臣君、姉のウタコ役の川島海荷さん、デモキンの右腕デモリーナ役の稲森いずみさんも出演する予定。(毎日新聞デジタル)

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