LAUGH&PEACE有楽町映画祭:キム兄監督の「オムライス」で開幕 藤井隆「監督の頭の中をのぞいて」

「LAUGH&PEACE有楽町映画祭」のオープニング作品「オムライス」の上映前にトークショーを行った木村祐一監督
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「LAUGH&PEACE有楽町映画祭」のオープニング作品「オムライス」の上映前にトークショーを行った木村祐一監督

 東京のJR山手線沿線の300会場以上で行われるお笑いイベント「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO ~Laugh & Peace 2011~」が7日、東京都内の各所でスタートし、JR有楽町駅近くのニッポン放送(東京都千代田区)では「LAUGH&PEACE有楽町映画祭」が、お笑い芸人の木村祐一さんの監督「オムライス」(今秋公開)の上映で開幕した。5日間にわたってさまざまなジャンルの映画を上映するほか、監督や出演者によるトークショーも行われる。 

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 オープニング作品となった「オムライス」は、芸人、料理人、映画監督として独特の目線を持つ木村さんが、日常にあふれるさまざまな風景に一歩踏み込み、街中に所せましとあふれる“モノ”から妄想、想像した多彩なストーリーの数々を映像化。泉谷しげるさん、陣内孝則さん、南野陽子さんをはじめ、明石家さんまさん、東野幸治さん、岡村隆史さんといった豪華キャストが出演している。

 上映前には、木村監督のほか、藤井隆さん、「アームストロング」の栗山直人さん、「カラテカ」の入江慎也さん、「2丁拳銃」の小堀裕之さんが出席しトークショーを行った。木村さんは「40以上の“ブロック”というか妄想から成り立っているので、休憩しながら見ていただけると思う。大きくは買い物に行くだけの映画なんですけど、ぼくが主人公で出てるところの、小銭をちょっと見ておいていただきたい」と見どころを語り、藤井さんは「木村祐一さんの頭の中をのぞき見させていただける時間を楽しんで」とアピールしていた。

 「LAUGH&PEACE有楽町映画祭」では、「オムライス」のほか、森三中・黒沢かずこさん主演の「クロサワ映画」、品川庄司・品川ヒロシ監督の「漫才ギャング」や「ドロップ」など、クロージング作品の岡村さん主演の映画「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」(李闘士男監督)が上映される11日まで、ニッポン放送「イマジン・スタジオ」を会場に開催されている。 (毎日新聞デジタル)

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