高良健吾:新人騎手役で主演 NHKで5年ぶり北海道制作のドラマ「大地のファンファーレ」札幌で会見

ドラマ「大地のファンファーレ」の制作発表に出席した高良健吾さん
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ドラマ「大地のファンファーレ」の制作発表に出席した高良健吾さん

 NHKの連続テレビ小説「おひさま」でヒロイン陽子の夫・丸山和成を演じる俳優の高良健吾さん(23)が5日、NHK札幌放送局(札幌市中央区)で行われた主演ドラマ「大地のファンファーレ」の制作発表に共演する寺脇康文さん(49)らと出席した。同作で、馬にそりを引かせる競馬「ばんえい競馬」の新人騎手役に挑戦する高良さんは「(乗馬の練習で)全身が筋肉痛です」と明かした。同ドラマは札幌放送局が制作し、北海道での地域制作ドラマは約5年ぶりとなる。

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 ドラマは、北海道帯広市の「ばんえい競馬」を舞台に、落ちこぼれの新人騎手・北村俊平(高良さん)が自分の未来を切り開いていく姿を前後編で描く。デビューから2カ月半を過ぎても1勝しか挙げられない俊平は同期の騎手に水をあけられ、焦るばかり。騎手をやめることも考えるが、現役トップの騎手・倉橋裕二(寺脇さん)の励ましや、ばんえい競馬の新人広報担当者・吉野早紀(蓮佛美沙子さん)に勇気づけられ、もう一度、騎手として生きる意思を固めていく……という物語。10年の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を手がけた北海道旭川市出身の山本むつみさんが脚本を担当する。

 高良さんは、ばんえい競馬の馬は体が大きく、けられることもあると聞いていたことから「最初は怖かった」と話したが、実際に馬と接することで「話しかけると馬の目が変わっていくのが分かった。人と馬ではなく生き物同士ということで通じ合えたと思う」と手応えを見せた。また「おひさま」で高良さんが演じる和成の義理の父を演じている寺脇さんについて、高良さんは「とても面白く優しい方。『おひさま』ではなかなか一緒にできなかった食事をこの機会にできれば」と希望していた。

 ドラマは北海道でNHK総合12年2月17日午後8時と同月24日午後8時に先行放送。全国放送は12年3月を予定している。(毎日新聞デジタル) 

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