鈴木京香:長谷川博己は「今が最高の”モテ期”」 映画「セカンドバージン」舞台あいさつ

映画「セカンドバージン」の舞台あいさつに登場した鈴木京香さん
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映画「セカンドバージン」の舞台あいさつに登場した鈴木京香さん

 女優の鈴木京香さん主演のドラマを映画化した映画「セカンドバージン」(黒崎博監督)の初日舞台あいさつが23日、丸の内ピカデリー2(東京都千代田区)で行われ、鈴木さんと長谷川博己さん、深田恭子さんが登場。会場には、多くの女性客が駆けつけ、鈴木さんは「長谷川さん演じる鈴木行の魅力で、女性が駆けつけているのだと思います。長谷川さんは今、自分史上最高の”モテ期”だと思います。このモテ期が続くことを確信しています」と話し、長谷川さんは「そんなことないですよ。京香さんと深田さんに愛されて、魅力的に見えているんだと思います。2人に鍛えられたと思います」と照れていた。

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 同作は10年10~12月にNHKで放送されたテレビドラマを映画化。出版業界では名の知れた敏腕プロデューサー、中村るい(鈴木さん)が、妻を持つ17歳年下のネット証券会社社長の鈴木行(長谷川さん)と恋に落ちる。さまざまな試練を乗り越え、一緒に暮らし始めた2人だったが、ある日、行はるいの前から姿を消してしまう。5年後、るいは出張先のマレーシアで、行と運命的な再会を果たすが、行はるいの目の前で銃弾に倒れてしまう。コーランが遠く聞こえる中、生死の境をさまよう行。やがて、事故を知り、行の妻・万理江(深田さん)もマレーシアにやってくる。クアラルンプールを舞台に、虚々実々の駆け引きとさまざまな思いが交錯する……というストーリー。

 深田さんは作品の魅力について「男の人を立てないところが、爽快感があります。男性よりも女性が強いのが(脚本を手がけた)大石(静)さんの世界観」とコメント。映画版については「ドラマより2人(るいと行)の愛が濃厚になっている気がしたので、割って入ることができませんでした」と少し寂しそうな様子だった。

 映画は“大胆な恋愛”が一つのテーマとなっており、「大胆な行動に出たことがあるか?」という質問に、長谷川さんは「突然、奇声を発することがあるらしいです……」と答え、不思議なクセを持っていることが判明。また、長谷川さんは、イベントの最後に鈴木さんからコメントを求められ、「僕らは世界を変えられません。僕は今一番のモテ期です」と突然叫ぶなど、意外な一面を見せ、集まったファンから歓声が上がっていた。映画は23日から全国で公開中。(毎日新聞デジタル) 

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