長谷川博己:鈴木京香、深田恭子の大女優に囲まれ“かげろう”化 映画「セカンドバージン」

「セカンドバージン」トークショーに登場した長谷川博己さん
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「セカンドバージン」トークショーに登場した長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんと女優の田丸麻紀さんが29日、東京都内の会場で行われた9月23日公開の映画「セカンドバージン」(黒崎博監督)のトークショーに登場した。長谷川さんは「(鈴木京香さんと深田恭子さんという)大女優に囲まれてかげろうのようになっていった気がした。撮影は無我夢中にやっていつの間にか終わったという感じでした。暑い夏だったし、話も熱いし……」と話し、“熱かった”撮影の日々を振り返った。

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 同作は10年10~12月にNHKで放送された鈴木京香さん主演のテレビドラマを映画化。出版業界では名の知れた敏腕プロデューサー、中村るい(鈴木さん)が、妻を持つ17歳年下のネット証券会社社長の鈴木行(長谷川さん)と恋に落ちる。さまざまな試練を乗り越え、一緒に暮らし始めた2人だったが、ある日、行はるいの前から姿を消してしまう。5年後、るいは、出張先のマレーシアで、行と運命的な再会を果たすが、行はるいの目の前で銃弾に倒れてしまう。コーランが遠く聞こえる中、生死の境をさまよう行。やがて、事故を知り、行の妻・万理江(深田恭子さん)もマレーシアにやってくる。クアラルンプールを舞台に、虚々実々の駆け引きとさまざまな思いが交錯する……というストーリー。田丸さんはるいの部下の編集者・山田梨恵を演じている。

 田丸さんは「人間同士の恋は年の差というよりも魂のぶつかり合いだなと感じた。上品だけれど情熱的、甘く切なく女性として共感することが多かった」と話し「恋も友情も含めて本気で人間と関わり合えるチャンスは素晴らしいこと」と語った。長谷川さんは「映画はドラマに比べて幻想的なシーンが多い。情感のある考えさせられる内容。それぞれ(見た人が)いろいろな思いを持てる作品。純愛ラブストーリーを見に来てください」と映画をアピールした。(毎日新聞デジタル) 

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