南極大陸:初回平均視聴率22.2% 最高25.5% キムタク主演 撮影に半年以上の大作

ドラマ「南極大陸」の一場面=TBS提供
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ドラマ「南極大陸」の一場面=TBS提供

 人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演を務める連続ドラマ「南極大陸」(TBS系)の初回が16日午後9時から2時間5分スペシャルで放送され、平均視聴率は22.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。瞬間最高視聴率は午後10時37分の時点で25.5%とさすがの強さを見せた。

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 ドラマは、北村泰一さんの「南極越冬隊タロジロの真実」(小学館)が原案で、TBS開局60周年記念作品として、2月から半年以上にわたり撮影、制作された大作。木村さんは第1次南極越冬隊副隊長で地質学の研究者・倉持岳志を演じ、戦後最大の国家プロジェクトとなった南極観測を、熱い絆で結ばれた仲間や樺太犬とともに命懸けで挑む。ヒロインで倉持の義理の妹・高岡美雪役を、綾瀬はるかさんが演じ、木村さんと綾瀬さんは「MR.BRAIN」以来約2年ぶりの“最強タッグ”が復活。

 第1話は、正式に推進し始めた南極観測計画だが、日本には南極の氷を砕く砕氷船がなかった。そんなとき、「奇跡の船」と言われている「宗谷」を改造する案が出る。「戦艦大和」の設計者に改造を頼み着工するが、南極出発まであと10カ月。「宗谷」の改造工事が間に合うとは思えなかった。南極に向けての作業が難航するなか、南極観測隊員の選考が進むが、犬係を任され、樺太犬を集めて調教していた倉持(木村さん)にも、思わぬ出来事が起こる……という展開だった。(毎日新聞デジタル)

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