ビターシュガー:りょう主演のNHKドラマ アラフォー女性の本音がさく裂

ドラマ「ビターシュガー」のキービジュアル。(左から)鈴木砂羽さん、りょうさん、和久井映見さん=NHK提供
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ドラマ「ビターシュガー」のキービジュアル。(左から)鈴木砂羽さん、りょうさん、和久井映見さん=NHK提供

 女優のりょうさん(38)が酸いも甘いも経験した独身アラフォー女性役で主演する連続ドラマ「ビターシュガー」(NHK)が18日、放送をスタートする。りょうさん演じる39歳の映画ライターの市子とその親友2人の計3人のアラフォー女性が、本音をさく裂させながら人生に奮闘する姿を描く。

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 ドラマの、NHKの新たなドラマ枠「よる☆ドラ」(毎週火曜午後10時55分)の第1弾で、大島真寿美さんの小説「虹色天気雨」とその続編「ビターシュガー」が原作。りょうさんは96年のドラマ「ロングバケーション」でドラマデビューして以来、今回が初主演となる。市子の高校時代の同級生で20年来の親友・まり役で和久井映見さん(40)、同じく親友・奈津役で鈴木砂羽さん(39)が出演。ある出来事をきっかけに3人の間に微妙な亀裂が入り、本音をぶつけ合ううち、さらに溝が深くなっていくという物語で、3人の本音トークが見どころの一つとなっている。

 市子らと女友達のような関係の三宅を豊原功補さん(46)、市子とまりの友人で男性に寄生するタイプのゴージャス系美女・房恵を井上和香さん(31)、まりと古い仕事仲間で照明器具の営業マン・信治を雅楽師で俳優の東儀秀樹さん(52)が演じる。

 第1話は、市子とまり、奈津が39歳の誕生日をそろって迎えようとしているところから始まる。市子は、1年前に7年間付き合った恋人の耕太朗(袴田吉彦さん)と別れてから男っ気がない。ウインドーディスプレーデザイナーのまりは、年下のカメラマンの旭(忍成修吾さん)と同棲(どうせい)しているが、破局寸前。奈津は、3人の中で唯一の既婚者だが、夫の憲吾(カンニング竹山さん)が突然“蒸発”し、行方を追うこととなる。そんな3人を盛り上げようとデザイン事務所の社長でゲイの三宅(豊原さん)が合同誕生パーティーを開くが……というストーリー。

 主題歌は、シンガー・ソングライターの矢井田瞳さん(33)の「間違いだらけのダイアリー」が起用された。放送は、総合テレビで18日から毎週火曜午後10時55分~同11時24分。全10回。(毎日新聞デジタル)

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