檀れい:新婚生活は幸せ?に「もちろんです」 WOWOWドラマ「造花の蜜」で初の悪女役

WOWOWの新ドラマ「造花の蜜」の制作発表に登場した檀れいさん
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WOWOWの新ドラマ「造花の蜜」の制作発表に登場した檀れいさん

 女優の檀れいさんが19日、東京都内で行われた主演ドラマ「造花の蜜」(WOWOW)の制作発表会見に登場。誘拐事件を繰り広げ、男を手玉に取る悪女役を初めて演じた檀さんは「とても、恥ずかしかったです。すてきな格好いい女を演じるのは気恥ずかしいというか、『なんで私こんなにすかしてるんだろう』と」と照れ笑いを浮かべながら、「一言で言うと、楽しかったです。追い詰められて涙を流したり、苦しんだりという役が多かったので、全く違う部分の女性を演じることができたので、楽しく演じることができました」とにっこり。私生活では7月に俳優の及川光博さんと結婚したばかりとあって、報道陣から「幸せですか」と問われると「もちろんです」と答え、「蜜のように甘い?」との質問には「ハハハ」と笑みを浮かべていた。

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 ドラマは、直木賞作家・連城三紀彦さんの同名小説を、「おひさま」「ちゅらさん」などの岡田惠和さん脚本、「パンドラ」シリーズや「アンフェア」の小林義則監督で実写化した作品。正体不明の美しい女性の周辺で、見事なまでに計算し尽くされた誘拐劇が繰り広げられるサスペンスで、見えそうで見えない犯人の真意や、二転三転する事件の様相などが、スリリングでスピーディーに描かれる。WOWOW初出演の檀さんは、蘭と名乗る謎の女性を演じる。誘拐事件のスペシャリストである警視庁の刑事・橋場有一を田辺誠一さん、蘭に誘拐される子どもの祖父が経営する町工場の従業員・川田を玉山鉄二さんが演じるほか、国仲涼子さん、谷村美月さん、國村隼さんらも出演する。

 頭脳明晰(めいせき)な刑事という役どころこの田辺さんは「台本に頭脳明晰って書いてあったので、そういうふうに見えるような冷静さや落ち着きを意識しました。普段とは違いますね。全く落ち着きがなくて、こういう役をたまにやらせてもらえるとうれしいです」と照れ笑い。檀さん演じる蘭に翻弄(ほんろう)される玉山さんは、「(撮影中は)毎日のように檀さんからののしられていたんですが、毎日帰り際に『今日もごめんね』と言われるのが救いでした。でも、ぼくは普段“ドS”だと思ってたんですけど、結構居心地が良くて、現場が毎日楽しくて、良かったです」と笑わせていた。

 「造花の蜜」は、WOWOWの「連続ドラマW」で11月27日から、毎週日曜午後10時に放送予定。全4話。初回は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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