宮崎あおい:劇中の“夫婦”関係アピールも実生活は無言

映画「ツレがうつになりまして。」の舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん
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映画「ツレがうつになりまして。」の舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん

 夫の高岡蒼甫さんとの別居報道があった女優の宮崎あおいさんが21日、映画「ツレがうつになりまして。」の舞台あいさつに登場した。笑顔でファンの前に現れた宮崎さんだったが、左手に指輪はなく、去り際に記者たちから質問が飛んでも、うつむき加減で足早にステージを去っていった。

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 映画の原作は、細川貂々(てんてん)さんが夫のうつ病と向き合って暮らした実話を、イラストを交えてつづったエッセーマンガ(幻冬舎)。06年の発売以来、30万部のベストセラーを記録している。09年には藤原紀香さんとお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんの共演でNHKでドラマ化された。映画は、「半落ち」(03年)や「夕凪の街 桜の国」(07年)などで知られる佐々部清監督が笑いを交えてひょうひょうと描いた。

 舞台あいさつは、映画の観客動員50万人突破を記念して行われた。宮崎さんは動員数に「50万人……」と驚いた様子で「想像しにくくって。こうやって舞台あいさつをやらせていただけることはうれしいです」とコメント。観客に対して「見てくださった人の感想で、その映画が大きくなっていく。見てくださった人に感謝いたします」と語っていた。

 また、劇中で夫役だった堺雅人さんについて宮崎さんは、「(堺さんとだと)面白いことを探せる感じがするというか、お芝居をやってても、こういうふうにやった方がいいんじゃないかと提示しあえるので、すごく貴重な相手だと思う」と絶讃し、“夫婦”の関係性をアピールしていた。映画は全国公開中。(毎日新聞デジタル)

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