バナナマン:ブラピとデイモンの吹き替えに挑戦「俺でごめんね」 アニメ「ハッピー フィート2」

映画「ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊」の日本語吹き替え版でオキアミのウィルとビル(左)を演じる「バナナマン」の設楽統さん(写真左)、日村勇紀さん
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映画「ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊」の日本語吹き替え版でオキアミのウィルとビル(左)を演じる「バナナマン」の設楽統さん(写真左)、日村勇紀さん

 お笑いコンビ「バナナマン」が、ハリウッドの劇場版アニメ「ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊」(ジョージ・ミラー監督)で日本語吹き替えに挑戦することが29日、明らかになった。オリジナル版で米俳優のブラッド・ピットさんが演じるオキアミの兄貴分・ウィルを設楽統さん、マット・デイモンさんが演じる弟分のビルを日村勇紀さんがそれぞれ担当する。

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 ピットさんとデイモンさんは、公私ともに仲の良い親友として知られており、映画でも息のあった掛け合いを披露しているため、やはりコンビ仲のいいことで知られるバナナマンが起用されることになった。設楽さんは「自分の役を日本語で俺がやっているなんて、ブラピは知りもしないだろうな」とコメントし、日村さんは「バナナマンのコンビの雰囲気が出せればいいな。マット・デイモンの役が俺でごめんね」と意気込んでいる。

 日本語吹き替え版では、主人公のエリックを人気子役の鈴木福君が、前作の主人公でエリックの父親・マンブルを劇団ひとりさん、エリックの母・グローリアを歌手のクリスタル・ケイさんが担当しており、ケイさんは劇中で80年代のヒットソングも披露する。バナナマンの2人が担当する南極海のオキアミ、ウィルとビルは、主人公のペンギンたちとの世界と連動して語られるもう一つの物語の重要な役で、群れから飛び出して旅をする2匹が、テンポある掛け合いで笑わせつつ、感動させるという難しい役どころとなる。

 前作「ハッピー フィート」は、06年に全米で公開(日本は07年3月公開)され世界的にヒット。第79回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞している。続編となる今回の「ハッピー フィート2」は、前作に続いて南極を舞台に、歌って踊れるコウテイペンギンの世界を描いている。11月26日から全国でロードショー。3Dも同時公開される。(毎日新聞デジタル)

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