スタン・ハンセン:本人役で吉本新喜劇に出演 おなじみ「ウィー!」も披露

「よしもと情熱コメディ」に出演したスタン・ハンセンさん(中央)=読売テレビ提供
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「よしもと情熱コメディ」に出演したスタン・ハンセンさん(中央)=読売テレビ提供

 読売テレビの年末バラエティー番組「よしもと情熱コメディ~TVのウラ側で大騒ぎ!モンスターAD奮闘記~」(23日放送、関西ローカル)の会見がこのほど開かれ、お笑いコンビ「モンスターエンジン」や池乃めだかさん、木村祐一さんら吉本新喜劇のメンバーに加え、元プロレスラーのスタン・ハンセンさんも登場。ハンセンさんは、「プロレスよりコメディーの方が緊張しました。プロレスの方は自信がありましたし、ただもうリングに上がって暴れるだけだったので(笑い)」と話して会見を盛り上げた。

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 同局では78~87年にお笑い番組「吉本コメディ」をレギュラー放送しており、今回の「よしもと情熱コメディ」では、夕方の生放送番組の本番を控えた関西の放送局を舞台に、スポンサー(池乃さん)の親戚でもある傍若無人な新人AD(モンスターエンジン・西森洋一さん)ら個性的な面々が騒動を巻き起こすという展開だ。ハンセンさんのほか、マンガ家の蛭子能収さん、人気アイドルユニットのNMB48も出演。VTRを駆使した演出などこれまでの新喜劇にはなかった試みも盛り込まれている。

 同局では19~25日、吉本興業とタッグを組み、13本のお笑い番組を放送する「ワイワイ爆笑week」を展開。PR隊長も務めるハンセンさんは、プロデューサー(Mr.オクレさん)が勝手にブッキングしたという設定の本人役で出演。おなじみの「ウィー!」の雄たけびで会場を盛り上げ、吉本新喜劇座長の川畑泰史さんとのやり取りではボケも披露して観客を沸かせた。

 ハンセンさんは「何度も来日しているので、共演者のみなさんは顔を見てわかる方たちばかり。こういう(コメディーの)経験がないので、コメディーを作るというプロダクションが見られてとてもいい経験になりました」と出演を振り返り、川畑さんは「今回は映像を使った演出で、新喜劇の新しい流れを作っていただいて、とても楽しくやらせていただきました。ただ悔しかったのは舞台に出ていたメンバーよりもVTRの板尾さんが一番ウケてたっていうのが納得いかない」とこぼして笑いを誘った。

 放送は、関西ローカルで23日午後3時50分~午後4時47分。(毎日新聞デジタル)

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