7月にNHKのBSプレミアムで放送された時代劇「テンペスト」を3D映画化した劇場版「テンペスト3D」(吉村芳之監督)のジャパンプレミアが15日、東京都内であり、女優の仲間由紀恵さんが沖縄の伝統的な紅型和服姿で登場。この日、子供記者から着物を褒められた仲間さんは、「ちょっとうれしい」と満足げ。同席した俳優の塚本高史さんから、「(きれいと)いわされただけでしょ」と鋭い突っ込みを受けたものの、「そんなことないよねえ?」とにっこりとほほえんでいた。
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「テンペスト」は、沖縄出身の作家・池上永一さんのベストセラー小説が原作。映画版は19世紀の琉球王朝が舞台。父の願いをかなえるため、男として生まれ変わる決意をする真鶴は、名前を孫寧温(そん・ねいおん)と改め、王宮に仕える身となる。当時の琉球王朝は、清と薩摩の二重支配下にあり、寧温は外交問題や王府の財政改革などで目覚ましい手腕を発揮し異例の出世をする。しかし、王宮内の激しい勢力争いに巻き込まれ、ついに自分の正体が女であることが明かされてしまう……というストーリー。
イベントには、吉村芳之監督も登場。主人公の真鶴/孫寧温の男女二役を演じた仲間さんは、男性を演じるにあたり「声のトーンや動きをいかつくするなど、一つ一つに気をつけました」と明かし、「男性陣とお芝居するときに、男として接してくれるのが新鮮で楽しかった」と撮影を振り返った。この日は、子供記者に加え大学生の記者も登場。「社会人になるための手本となる要素は?」と聞かれた仲間さんは、「何かを守りたいという強い意志、何が押し寄せてきてもあきらめない強さや信念をもって突き進んでいくこと。大変なことはいろいろあると思うけど、信念を持って進むことはみんなを引っ張っていく人だと思う」とアドバイスした。
仲間さんは、「沖縄の美しい自然や首里城をみなさんに見ていただけます。3Dになると首里城もまぶしくて。手で覆いたくなるほど。楽しんで見てください」と呼びかけた。なお、この日の会場となった琉球王朝を再現したレッドカーペットでは、「伊是名(いぜな)の会」よる沖縄舞踊も披露された。映画は12年1月28日公開。(毎日新聞デジタル)
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