深田恭子:松ケン清盛は「破天荒」 大河ドラマ特別展で夫役を絶賛

「NHK大河ドラマ50年 特別展『平清盛』」の開催記念式典に登場した深田恭子さん
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「NHK大河ドラマ50年 特別展『平清盛』」の開催記念式典に登場した深田恭子さん

 女優の深田恭子さんが5日、東京・両国の江戸東京博物館で開催中の「NHK大河ドラマ50年 特別展『平清盛』」の開催記念式典に登場した。8日から始まる大河ドラマ「平清盛」で俳優の松山ケンイチさん演じる主人公・清盛の妻・時子役で出演する深田さんは、清盛について「破天荒。突拍子がないところがある」とコメントし、松山さんの印象を「本番じゃないところでも清盛みたい。まだ、ごあいさつくらいしかしていない。あっ、素晴らしい俳優さんですよ」と笑顔で話した。

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 展示では、中国との交易で莫大(ばくだい)な富を握り、栄華を極めた清盛の生涯を、平家ゆかりの品々や美術品などとともに紹介。清盛が一族の繁栄を願って厳島神社に奉納したきらびやかな装飾が施された経典「平家納経」や平家末期の文化を象徴する美術・工芸品など、国宝や重要文化財を含む約120点を展示し、深田さんによる音声ガイダンスも用意される。2月5日まで。

 深田さんは、展示用の音声ガイダンスについて「(音声を)吹き込んだのが仕事納めで、収録は5時間かかった。こんな大変なお仕事が最後で……」とコメント。また、自身と時子の共通点について「『源氏物語』にあこがれていて、華やかな部分にひかれているのだと思います。そういった女の子っぽい部分かな?」と話しながら「1年間、同じ役を演じさせていただくのは初めて。最後は時子に対する気持ちがものすごいものになるかな?って思う。感情の変化を楽しみにしたいです」と意気込んでいた。

 大河ドラマ「平清盛」は、武士が貴族たちから差別されていた時代、本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ね“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という視点で描かれ、清盛の20~30代をメーンに、清盛の死後、壇ノ浦の戦いまでをドラマ化する予定。放送は8日からNHK総合で毎週日曜午後8時。初回は73分拡大版で全50回。(毎日新聞デジタル)

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