平清盛:初回視聴率17.3% 松ケン主演大河 「江」に及ばず

「平清盛」初回の一シーン=NHK提供
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「平清盛」初回の一シーン=NHK提供

 俳優の松山ケンイチさんが主演するNHK大河ドラマ「平清盛」の初回が8日、放送され、平均視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。11年の大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の初回平均視聴率は21.7%、10年の「龍馬伝」は23.2%だった。

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 ドラマは、武士が貴族たちから差別されていた時代、本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。清盛は白河法皇の“落胤(らくいん)”で、忠盛が養子にしたという設定で描かれ、清盛の死後、壇ノ浦の戦いまでをドラマ化する予定。同局の連続テレビ小説「ちりとてちん」を手がけた藤本有紀さんが脚本を担当、10年大河ドラマ「龍馬伝」の柘植伊佐夫さんが人物デザイン監修を担当している。

 第1回「ふたりの父」は、鎌倉で父・義朝の菩提(ぼだい)寺の立柱儀式に臨んでいた39歳の源頼朝が、清盛について思いを巡らせるエピソードから始まった。1118年、貴族の世は乱れ、平忠盛(中井貴一さん)は、朝廷の命令に従い、盗賊などの捕縛を行う“汚れ仕事”を行っていた。ある日、忠盛は時の最高権力者・白河法皇(伊東四朗さん)の子を身ごもった女・舞子と出会う。子供が不吉な子として殺されることを恐れ、逃げてきた舞子を忠盛はかくまい、舞子は赤ん坊を産む……という展開だった。(毎日新聞デジタル)

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