桜庭ななみ:キャラに柳川市が特別住民票交付 映画「ドットハック」授与式に出席

福岡県柳川市の金子健次市長(左)から「ドットハック セカイの向こうに」のキャラクターへの住民票を授与された桜庭ななみさん(中央)と松山洋監督(右)
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福岡県柳川市の金子健次市長(左)から「ドットハック セカイの向こうに」のキャラクターへの住民票を授与された桜庭ななみさん(中央)と松山洋監督(右)

 劇場版3DCGアニメ「ドットハック セカイの向こうに」に登場するキャラクター・有城そららが14日、舞台となった福岡県柳川市から特別住民票を授与された。授与式には松山洋監督とそらの声優を務めた女優の桜庭ななみさんが登場。柳川市がアニメのキャラクターに住民票を授与するのは初めてで、桜庭さんは「私の演じた有城そらだけでなく、松坂桃李さんの田中翔、田中圭さんの岡野智彦と3人一緒に登録していただき、うれしく思っています」と感謝の気持ちを伝えた。

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 住民票を授与した柳川市の金子健次市長は「柳川が舞台に選ばれてうれしい。この街出身の(大相撲力士の)琴奨菊関とともにこの作品も柳川の誇り」とコメント。住民票授与の後に地元名産の「柳川鞠」も松山監督と桜庭さんに贈られた。松山監督は「柳川の名物である水路と街並みは不変の美しさだと思い映画の舞台に選んだ」と語り、柳川に初めて訪れた桜庭さんは「スクリーンで見ていただけでもすてきな場所だと思っていたが、実際に来てみたらもっとすてきでさらに好きになりました」と話した。

 「.hack(ドットハック)」は、バンダイナムコゲームスのアクションRPGでゲームのほかにアニメ、小説などさまざまなメディアで展開している。劇場版は近未来の福岡・柳川を舞台に友だちに誘われてオンラインゲーム「THE WORLD(ザ・ワールド)」に参加することになった女子中学生のそら(桜庭さん)が、現実とゲーム空間という二つの世界を救うため、立ち向かう姿を描く。そらの同級生の翔役を松坂さん、智彦役を田中さんが担当する。21日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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