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11月21日(木)放送分
俳優の松山ケンイチさんが主演するNHK大河ドラマ「平清盛」の第3回が22日に放送され、平均視聴率は17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。関西地区は18.1%だった。初回の平均視聴率は関東地区17.3%、関西地区18.8%、第2回は同17.8%、同17.2%だった。第3回は第2回と比べると関東は0.6ポイント下がったが関西は0.9ポイント上昇。初回から関東・関西ともに17~18%台と、ほぼ横ばいで推移している。
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同ドラマをめぐっては、今月8日に初回が放送された後、井戸敏三・兵庫県知事が10日の記者会見で「まず画面が汚い。(視聴者が)チャンネルを回す気にならないのでは」などと述べ、近くNHKに内容の改善を申し入れる方針を明らかにしていた。しかし18日に会見した同局の金田新・放送総局長は、申し入れを受けていないとし、同番組担当の磯智明チーフプロデューサーが、画面についてよりリアルに時代の空気感を表現するための演出と説明し「(発言を受けて)変更の予定はありません」と断言している。
ドラマは、武士が貴族たちから差別されていた時代、本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。清盛は白河法皇の“落胤(らくいん)”で、忠盛が養子にしたという設定で描かれ、清盛の死後、壇ノ浦の戦いまでをドラマ化する予定。
第3回「源平の御曹司」は、瀬戸内海で船の警護役を自称して海賊と戦い、海賊に奪われた食物を漁民に返す日々を送っていた清盛(松山さん)が、賊と間違われて捕らえられ、京に連れ戻される。父・忠盛(中井貴一さん)は、院の警護役「北面の武士」を清盛に担わせようとするが、清盛はそれを受け入れない。そんなある日、清盛は父の宿敵、源為義の子・義朝(玉木宏さん)に出会い、清盛は義朝から競べ馬での勝負を挑まれ……というストーリーが展開された。(毎日新聞デジタル)
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