アオハル:話題のヤンジャン増刊が2カ月連続刊行 テーマ曲に「ガリレオガリレイ」と南波志帆

14日に発売される「アオハル sweet」の表紙 (C)「アオハル sweet」/集英社
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14日に発売される「アオハル sweet」の表紙 (C)「アオハル sweet」/集英社

 マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」の増刊「アオハル」(集英社)の第3弾「アオハル sweet」(同、14日発売)と第4弾「アオハル bitter」(同、3月14日発売)が、2カ月連続で発売されることが分かった。同誌はマンガ誌初の試みとしてテーマソングを設定しており、今回の2冊ではテーマソング2曲を用意。“オープニング”として5人組ロックバンド「Galileo Galilei(ガリレオガリレイ)」、“エンディング”に歌手の南波志帆さんを起用した。

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 “オープニング”は、「Galileo Galilei」の「Imaginary Friends」。「アオハル sweet」では、「ファイナルファンタジー12」のキャラクターデザインも手がけたゲームクリエーターの吉田明彦さんとマンガ家の志村貴子さんによる同曲を基にしたイメージイラストピンナップを収録するほか、アオハル公式サイトでは、「劇団イヌカレー」制作のショートムービーも公開予定。南波さんが手がける“エンディング”「トラベリンライト」は、「アオハル bitter」の誌面でのコラボレーションを予定している。

 「Galileo Galilei」は、07年に北海道稚内市で結成された5人組バンドで、10代限定の音楽フェス「閃光ライオット」で初代グランプリに輝き、10年2月にメジャーデビュー。アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のオープニング曲「青い栞」(11年6月)や初のフルアルバム「パレード」(同2月)がオリコントップ10入りを果たしている。南波さんは、08年11月にデビューした18歳で、3枚目のシングル「少女、ふたたび」は、深夜ドラマ「家族八景 Nanase,Telepathy Girl’s Ballad」(MBS/TBS系)主題歌に採用されており、「トラベリンライト」は同シングルに収録されている。

 アオハルは、「青春とヒロイン」をテーマにしたマンガ誌で10年11月に発売。11年8月には第2弾として「0.5号」も発売されている。今回の「アオハル sweet」は、新進気鋭の作家による描き下ろしコミック43本を収録。表紙イラストは劇場版アニメ「センコロール」の宇木敦哉監督の描き下ろし。特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」の特集なども掲載する。B5判、634ページ。600円で14日発売予定。(毎日新聞デジタル)

 ◇執筆参加のマンガ家(五十音順、敬称略)

 青木俊直▽五十嵐藍▽イシデ電▽壱号▽位置原光Z▽うぐいす祥子▽うさくん▽ウラモトユウコ▽F4U▽大岩ケンジ▽大澄剛▽大野ツトム▽神江ちず▽今日マチ子▽金田一蓮十郎▽コースケ▽ソウマトウ▽タアモ▽Team.きんだいち▽ちょぼらうにょぽみ▽津山ちなみ▽派手な看護婦▽ハトポポコ▽羽生山へび子▽PEACH-PIT▽樋口彰彦▽平尾アウリ▽ふなつかずき▽FLIPSFLOPs▽古海鐘一▽三島芳治▽水あさと▽麦盛なぎ▽室井大資▽山田穣▽吉富昭仁ほか

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