変形ロボット玩具シリーズ「トランスフォーマー」の大雪像が北海道旭川市の中心市街地に完成し、8日開幕した「第53回旭川冬まつり」で公開されている。同シリーズのメーンキャラクター「オプティマスプライム」と「JR旭川新駅舎」がモチーフとしてデザインされ、全長約100メートルの雪と氷の滑り台2本を設置。大きさは幅約130メートル、奥行き約40メートル、高さ約20メートルで世界最大規模の雪像といい、今年の「旭川冬まつり」の最大の目玉となっている。
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デザインは東海大非常勤講師の大谷薫さんが担当し、製作は陸上自衛隊第2師団隊員約240人(1日あたり)からなる「製作協力隊」が担当し、約1カ月をかけて完成。骨組みは一切使わず、約7万立方メートルの道路の排雪で作られている。ビルの4階に相当する高さにはテラスが設置され、実際に大雪像に上がることが可能。
また向かいには、トランスフォーマーのキャラクター「バンブルビー」をモチーフにした会場を見渡せる雪のバルコニー「バンブルビーゲート」を設置。会場中央にも「バンブルビー」の雪像が設置されるなど、至る所にトランスフォーマーのキャラクターが潜んでいる。
トランスフォーマーは、飛行機や車に変形できるロボット生命体「トランスフォーマー」たちが、正義の「サイバトロン」と悪の「デストロン」に分かれて戦うという設定の変形ロボット玩具シリーズ。84年に米国で、日本では85年に発売され、アニメも放送された。世界130以上の国と地域で5億個以上の販売実績を持ち、07年にはスティーブン・スピルバーグさん総指揮、マイケル・ベイ監督で、実写映画化され、09年、11年には続編が公開された。
同イベントでは、会場内のトランスフォーマー雪像を探し、カメラで撮影した写真を事務局に持参すると先着で200人に旭川ブランド米「大雪山見て育ったの」のプレゼントキャンペーンが11、12日に行われるほか、シリーズの玩具の展示・アニメの映像を放映する「トランスフォーマーミュージアム」も開設。12日まで開催されている。(毎日新聞デジタル)
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