注目映画紹介:「逆転裁判」 CGやVFXを多用し原作ゲームの雰囲気を再現

「逆転裁判」の一場面 (C)2012 CAPCOM/「逆転裁判」製作委員会
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「逆転裁判」の一場面 (C)2012 CAPCOM/「逆転裁判」製作委員会

 人気ゲームを成宮寛貴さん主演、三池崇史監督で実写映画化した「逆転裁判」が11日、公開される。舞台は近未来。凶悪犯罪の増加に伴い、弁護士と検事が直接対決し3日で判決を下すという新たな司法システム「序審裁判」が導入されていた。成宮さんふんする新米弁護士の成歩堂龍一(なるほどう・りゅういち)が、殺人容疑で逮捕された天才若手検事、御剣怜侍(みつるぎ・れいじ)の弁護を引き受け、事件の真相に迫っていく法廷バトルのエンターテインメント作品だ。

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 原作のゲームは、01年の発売以来、売り上げが累計で420万本超を誇る人気シリーズ。今作は、ゲーム1作目のキャラクターとストーリーを基に作られた。成歩堂役の成宮さんをはじめ、俳優たちのほとんどはかつらを装着、まず外見を似せたうえで、それぞれのキャラクターを熱演している。その一方で、コンピューターグラフィックス(CG)やVFXを多用した映像が、原作ゲームの雰囲気を表現し、真犯人捜しがスピーディーに展開していく。

 御剣役を斎藤工さんが演じ、成歩堂を助ける霊媒師の卵、綾里真宵(あやさと・まよい)役に桐谷美玲さん、ほかに柄本明さん、檀れいさん、余貴美子さん、石橋凌さん、小日向文世さんら多彩な役者が脇を固める。ポルノグラフィティが歌う主題歌「2012Spark」が、物語の盛り上げにひと役買っている。11日からTOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)

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