アニメ質問状:「輪廻のラグランジェ」 日産と開発の主役機デザインコンペに150人

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3月23日にブルーレイ・ディスクの1巻が発売されるアニメ「輪廻のラグランジェ」のパッケージ

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「輪廻のラグランジェ」です。プロダクションIGの平澤直プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。

 −−作品の概要と魅力は?

 今より少しだけ未来の南房総・安房鴨川を舞台に、鴨川生まれの元気で朗らかな少女「京乃まどか」と、宇宙から来た2人の少女「ラン」「ムギナミ」が出会い、互いにかけがえのない存在になっていく友情の物語です。物語が中盤以降に進むにつれて、ランやムギナミが鴨川を訪れるきっかけとなったロボット「ウォクス」の謎など、スケールの大きな謎が姿を現します。まどかたち3人の友情が、困難に伸びやかに向き合っていくさまを、ぜひご覧いただきたいと思います。

 −−制作決定の経緯と、アニメにするときに心がけたことは?

 1年の歳月をかけて日産自動車さんと一緒に開発した、独創性の高いロボットデザインのテイストを、作品世界や物語、キャラクターの性格といった要素にうまく生かしていくことを心がけました。滑らかな曲線が多用されたシルエットと、ポップな機体色が特徴的な「ウォクスシリーズ」に乗るとしたら、どんな主人公だろう? その主人公が住むのは、どんな世界の、どんな場所だろう? そして、つむいでいくのは、どんな物語だろう? スタッフで議論したことを、お客さんがどのように受け取られるのか、毎週どきどきしつつも楽しみにしています。

 −−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 オリジナルのアニメ作品を作るためには、マンガや小説を原作にしてアニメを作るのに比べて、とても多くのことを考え、決定していくことが必要です。ましてや、「輪廻のラグランジェ」はオリジナルであるうえに「ロボットアニメ」なので、ロボットのデザインや格納庫、司令部のデザインなど、さらに多くのことを決めなくてはなりません。

 こうした作業はとても大変ですが、「『輪廻のラグランジェ』を特別な作品にしよう」と集まったスタッフの高い志が前向きな共鳴を起こし、結果として困難を乗り越えていけたのは、とてもうれしいことでした。

 ひとつだけ具体例をあげると、日産自動車さんで開催した主役機デザインコンペに、150人ものデザイナーさんが参加してくださった時には、「これは大変なことになった!」と本当に背筋がのびました。

 −−今後の展開、読者へ一言お願いします。

 ご覧になったお客さんに元気な気持ちになってほしいと思いながら、スタッフ一同作品作りに取り組んできました。まどか、ラン、ムギナミら3人の友情と、それを取り巻く人々の気持ち。南房総の鮮やかな海と空、そして、生命力にあふれた大地。日産自動車さんにデザインしていただいた、優美でありながらも確かな存在感を持つロボットたち。それらを通じて「これまで有りそうで無かったアニメだな」と思っていただけたら、それが何よりの喜びです。

 すでに発売しているOP/EDテーマソングのシングルCDや、オリジナルストーリーコミック「暁月のメモリア」に加え、DVDをはじめとするキャラクター・ロボットのグッズ展開が予定されています。また、お客さんと一緒に盛り上がるためのイベント出展も進めていきます。番組放送を軸にその輪を広げつつある「輪廻のラグランジェ」というお祭りに、ぜひご参加ください!

 プロダクションIG 企画室 プロジェクト企画グループ プロデューサー 平澤直

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