戸田恵梨香:シックな装いに加瀬亮びっくり 劇場版「SPEC~天~」会見

映画「SPEC~天~」の完成披露会見に登場した戸田恵梨香さん(右)と加瀬亮さん
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映画「SPEC~天~」の完成披露会見に登場した戸田恵梨香さん(右)と加瀬亮さん

 女優の戸田恵梨香さんが21日、加瀬亮さんとダブル主演で人気を集めたドラマの劇場版「SPEC~天~」(堤幸彦監督)の完成披露記者会見に黒いドレスで登場。おしゃれに無頓着な役柄と異なり、シックな装いを見た加瀬さんから「見違えるよう。びっくりした」といわれた戸田さんは、「今日は(番組宣伝のため)朝から一緒にいたんですが、(劇中の)衣装を着替えてこの服になったときに加瀬さんが『うお!』って言われて(笑い)。その反応見て『うお!』と思った」と笑顔。さらに「加瀬さんの今日の衣装もびっくり。いつも、ゆるーい服を着て来られてるんですけど、今日はえり付きのしまっている衣装を着ているので、『うお!』って」と驚きの声をあげ、隣の加瀬さんを苦笑させていた。

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 ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」は、ドラマ「ケイゾク」の世界観を引き継いだ設定で、未解決事件の捜査強化のため、捜査1課弐係(ケイゾク)に加え、新たに公安部に設立された「未詳事件特別対策係(ミショウ)」の捜査員が、異常な特殊能力(SPEC)を持つ犯罪者を相手に息詰まる攻防を繰り広げるミステリー。戸田さん演じるIQ201の変人女刑事・当麻紗綾(とうま・さや)と、加瀬さん演じる現場たたき上げの堅物刑事・瀬文焚流(せぶみ・たける)の“キレキャラ”コンビが、証拠も目撃証言もほとんどない事件や、国や政治がらみの事件など、捜査1課では手に余る事件に挑むシリーズ。

 劇場版では、とあるミイラ化殺人事件を発端に、“SPECを持つ者と持たざる者”スペックホルダーと国家権力との闘争、その波に翻弄(ほんろう)される当麻と瀬文の姿が描かれる。戸田さん、加瀬さんのほか、神木隆之介さん、椎名桔平さん、竜雷太さん、福田沙紀さんのレギュラーメンバーに加え、シリーズ初参加の栗山千明さん、伊藤淳史さん、浅野ゆう子さんらが豪華キャストが脇を固める。

 会見には、主要キャストが登場。物語にちなんで、どんなスペックがほしいか聞かれた戸田さんは、「(台本を)1回読んだだけで、せりふが覚えられるスペックがほしい」と語り、「ドラマを撮影しているとき、1人で13~15ページしゃべるシーンが毎回あったので、さすがに長いだろう、と。初めて堤監督にお会いしたときに、『せりふを覚える自信がありません』と第一声で言わせていただいた(笑い)。そういうスペックがあるとなんて楽なんだろうと思いました」と振り返り、記者たちを笑わせていた。

 映画は4月7日から全国公開。また、公開前の1日には、スペシャルドラマ「SPEC~翔~」がTBS系で放送される。(毎日新聞デジタル)

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