俳優の小栗旬さんと岡田将生さんが28日、東京都内で開かれたW主演映画「宇宙兄弟」(森義隆監督)の完成披露試写会に登場。劇中で兄弟を演じた2人は撮影を通して本当の兄弟のようになったといい、小栗さんが岡田さんについて「今は仲良くなりすぎて、最近も飲みに行ったりする。僕は、末っ子なので、こういう形で弟ができてうれしかった」と話すと、岡田さんも「子どものころからお兄ちゃんがほしいと思っていて、やっといいお兄ちゃんができた。隠しごとがないんじゃないかなってくらい何でも相談できます」とうれしそうに話した。
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映画「宇宙兄弟」は、小山宙哉さんの人気マンガが原作。幼いころ、宇宙飛行士になる約束をした兄弟が主人公。弟・日々人(ひびと、岡田さん)は宇宙飛行士となったが、兄・六太(むった、小栗さん)は、会社をクビになり無職に。異なる運命を歩んでいた2人の兄弟だったが、弟からの一通のメールをきっかけに、兄は再び宇宙を目指し始める……という物語。
六太と宇宙飛行士を目指す伊東せりかを麻生久美子さん、宇宙飛行士選抜試験官の一人でJAXA(宇宙航空研究開発機構)職員の星加正を堤真一さん、六太のライバルで親友の真壁ケンジを井上芳雄さん、六太とせりかと共に宇宙飛行士を目指すメンバーを新井浩文さん、濱田岳さん、塩見三省さんが演じている。
今はすっかり兄弟のようになった2人だが、小栗さんは「映画を撮ったときが(兄弟を演じる上で)一番いい距離感だったのかもしれませんね。思っていることをうまく伝えられなかったり、男兄弟のベタベタしていないところが出せた」と話し「自分で言うのも何ですが、本当にすごく面白い映画になったと思います。素直に楽しめる映画です」とアピール。岡田さんも「見終わってすぐに旬くんに『すげえ面白かった』ってメールをした。そんなことはこれまであまりなかったのに」と自信を見せた。
映画は5月5日公開予定。(毎日新聞デジタル)
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