渡部篤郎:初主演のホームドラマに「100話くらいやりたい」とノリノリ BS朝日「市長はムコ殿」

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 俳優の渡部篤郎さんが1日、東京都内で行われた連続ドラマ「市長はムコ殿」(BS朝日)の制作発表会見に、共演の黒谷友香さん、市毛良枝さんらとともに出席。ホームドラマ初主演となる渡部さんは、「できれば100話くらいやりたい気持ち。ずっとやっていたい」と笑顔を見せ、「こんな家庭があれば世界中が平和だなと思えるような家庭なんですね。僕が平和じゃないという意味じゃなくてね(笑い)。憧れますよね。ずっとこの家庭と一緒にいたいなって思いますけど」と実感を込めた。

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 ドラマは、「刑事定年」「家族法廷」「王様の家」に続く、BS朝日のホームコメディー第4弾。橋下徹・大阪市長が話題になるなど、地方行政に注目が集まる中、市長の家庭での生活を面白くおかしく描くほか、身近な政治テーマや時事ネタを、実話をベースにドラマ化する。長回しを多用するワンセットホームコメディーで、大量のセリフを覚えなければならないが、渡部さんは、「楽しいので苦労と思ってない。俳優としても、なかなか大量の台本をすぐにやるということもないですし、学べることもたくさんあったし、内容も面白い」と手応えを感じているようだった。

 渡部さんが演じる主人公・秋吉大将(ひろまさ)は、義母と妻に頭が上がらない入り婿で、子供に手を焼き、うるさい隣人にもしかられる毎日を送っていたが、義父の急死に伴い、政治のド素人にもかかわらず市長になってしまうという役どころ。ドラマでは、家族のうるさい意見も市民の声と、“素人市長”の大将が、家庭に持ち上がるさまざまな問題を解決しながら成長し、市政に反映させる姿を通して、政治をコミカルかつまじめに取り上げる。

 黒谷さんは大将の妻役、市毛さんは義母役を演じており、鈴木正幸さん、酒井敏也さん、「D−BOYS」の牧田哲也さん、曽田茉莉江さん、松本春姫さんも出演する。

 ドラマは、7日から毎週月曜午後10時~同54分に放送予定で全10話。主題歌は、昨年ACジャパン「国境なき医師団」支援キャンペーンのCMソング「ずっとずっと」が話題となった歌手の城南海(きずき・みなみ)さんの「幸せの種」。(毎日新聞デジタル)

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