映画「メン・イン・ブラック3」PRのため10年ぶりにそろって来日した米俳優のウィル・スミスさんとトミー・リー・ジョーンズさんらが8日、東京・六本木の六本木ヒルズアリーナで開催されたジャパンプレミアに登場した。今回のキャンペーンは10日間で8カ国を回るハードスケジュールだが、ジョーンズさんが参加するのは日本だけで、夢の2ショットが日本で唯一実現した。レッドカーペットでも笑顔でファンサービスに応じたスミスさんは「トーキョー!」と叫び「見た後も興奮が続く映画であってほしい」と映画をアピールした。
ウナギノボリ
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「メイ・イン・ブラック」は、宇宙の秩序と平和を守るため、人類に紛れて地球に生息するエイリアンの行動を監視する秘密組織「MIB」の活躍をコミカルに描いたSF作品。ジョーンズさんは「MIB」の敏腕エージェント“K”、スミスさんは“K”にスカウトされて「MIB」の一員となる“J”を演じている。第1作は97年、第2作は02年に公開され、2人の凸凹コンビが人気を集めた。10年ぶりの新作「3」では、2人が銀河系最大の危機から世界を救うために活躍する姿を描く。“K”の40年前の姿をジョシュ・ブローリンさんが演じる。
プレミアにはブローリンさんも登場。ブローリンさんは「トーキョーサイコー!すばらしい俳優とすばらしい仕事ができた」とあいさつし、ジョーンズさんも「日本は大好き。ファンがいようといまいとまた来ると思う」と話し笑いを誘った。
舞台あいさつで司会者から表情が豊かなことを指摘されたスミスさんは「笑顔は楽しんでいれば自然に出てくるんだ。俳優という仕事を楽しんでいる。そんな楽しい経験をお客様に差し上げるというスピリットでいるんだ」と語った。バリー・ソネンフェルド監督は「(歌手の)レディー・ガガやジャスティン・ビーバー、ティム・バートン監督らも出演している。あと数人出ているので映画で探してみて」と話し「昨日、ソウルで会見したときにウィルが4のアイデアが浮かんだとささやいてきたんだ。今回の3もウィルのアイデアが発端だったんだ」と続編を示唆した。
プレミアのレッドカーペットにはスミスさんの妻で女優のジェイダ・ピンケット=スミスさんのほか、黒谷友香さん、キャラクター「くまモン」や「黒豆しば」ら映画タイトルのブラック(黒)にちなんだゲストや、モデルの道端アンジェリカさんと浦浜アリサさん率いるモデル集団「Woman IN BLACK」らも登場した。(毎日新聞デジタル)
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