仲間由紀恵:初の長期取材で小笠原の海にダイブ「鳥肌が立つくらい感動」

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 女優の仲間由紀恵さんが5日、初めて長期ドキュメンタリー取材に挑戦した番組「謎の巨大生物を追う ~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」(NHK BSプレミアム)の取材会に出席。スキューバダイビングや小型船舶の免許も持つ仲間さんは12日間に及ぶ取材で自ら小笠原の海に潜り、マッコウクジラやザトウクジラなどの巨大生物とも遭遇したといい、「見たいと思っていた巨大生物にほぼ運良く出会うことができまして、映像にもすべて収められていると思います。大変ですけど楽しかった。あの巨大な生き物が、間近で見ると力強く生きてるんだと感じて、鳥肌が立つくらい感動しました」と笑顔で振り返った。

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 番組は、世界自然遺産にも指定された小笠原諸島周辺の海を舞台に、世界中で誰も撮影に成功していない全長18メートルにもなるダイオウイカの姿を追い求めながら、マッコウクジラやザトウクジラなどの巨大生物や海の神秘に迫るドキュメンタリー。仲間さんは、今回の長期ロケ中は、ほぼ毎日船に乗って海原に出ていたそうで、マッコウクジラのジャンプや、真横に迫るザトウクジラの姿を見たり、野生のイルカと一緒に泳いだりすることにも成功したという。

 沖縄やオーストラリアの海に潜ったことがあるという仲間さんだが、小笠原の海は「サンゴはあるんですが大きなものがどーんとある。熱帯魚も他の海よりもちょっとずつ巨大で、沖縄よりも男っぽい、野性的でしたね。荒々しいと感じるくらいの大きな岩もあって、すごくパワフルというか野性味を感じました」と振り返り、「生き物とか、間近なもので地球を感じることができる。素晴らしい旅をすることができた」と充実の表情を浮かべていた。

 今回の旅によって、「地球にいることがもっと身近に思えた。一緒に生きているこの環境がとても貴いものなんだと、これからも一緒に共存して生きていかなくてはいけないなと感じた」という仲間さん。「この番組を見て、小笠原の海の素晴らしさや巨大な生物たちのダイナミックさを感じていただいて、こういう大きな生物たちと一緒に生活するために、私たちはどんなことに気をつけていかなければいけないのか、そんなことにも少し気持ちを傾けていただけたら」とメッセージを送った。

 なお、ダイオウイカについて仲間さんは「私は本物を見ました。詳しくは番組で見ていただきたい」とコメントしている。番組は、30日と7月1日の午後9時~11時、2夜連続で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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