夏菜:宮古島で朝ドラロケ 地元の歓迎に「頑張らなきゃ」と決意新た

NHK提供
1 / 4
NHK提供

 女優の夏菜さんが17日、沖縄県・宮古島で、主演を務める12年後期のNHK連続テレビ小説「純と愛」の会見を共演者らと行った。天気など「不安があった」という夏菜さんだが、宮古島に着いた際のことを「地元の方々がお出迎えをしてくださいまして、もうそれがすごく温かくてうれしくて……」と感激した様子で振り返り、「私はこの宮古の人たちのためにも頑張らなきゃなと思ったところです」と決意を新たにしていた。

あなたにオススメ

 会見には、夏菜さん演じるヒロイン・狩野純の父役の武田鉄矢さん、母役の森下愛子さん、兄役の速水もこみちさん、弟役の渡部秀さん、祖父役の平良進さんのほか、純の兄の見合い相手役・川満彩杏さん、その父役・藤木勇人さんも登場した。武田さんは「ちょっとつかみづらかった台本のテーマを、ここに来てようやくつかみかかったという感じ。宮古ロケに心から感謝しております」と話し、宮古生まれ宮古育ちという設定の森下さんも「皆さんの温かい言葉を聞いているうちに、自分もだんだん『なんとかさ~』みたいになってきた」と演技の手応えを語った。

 家族の雰囲気について、速水さんは「狩野家はすごく温かくて、本当に心おきなく撮影に入れている。狩野家というすてきな家族を届けることができたら」とコメント。藤木さんは「メーンキャストの皆さんは、沖縄にふさわしく、明るく、いいかげんな(笑い)、伸び伸びとした役を演じている」といい、特に夏菜さんについては「『この子、沖縄の子じゃないんだ!?』と思うほど、沖縄の子に見えるほど、はじけ具合が突き抜けておりまして、すごく明るい元気なヒロイン」と絶賛した。

 「純と愛」は、11年の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を手がけた遊川和彦さんのオリジナル作品。大阪で生まれ、宮古島で育った純が大学卒業後、大阪に戻り、ホテル業界に飛び込み、夫となる愛(いとし)と成長する姿を描く。夫となる愛を風間俊介さん、純が就職する老舗ホテルの2代目社長・大先真一郎を舘ひろしさんが演じる。撮影は、大阪で5月22日にクランクインし、宮古島では13日に撮影を開始した。放送は10月1日~13年3月30日、全151回を予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事