お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」が26日、東京都内で行われた米俳優のジョニー・デップさん主演の映画「ラム・ダイアリー」の公開記念イベントに登場。2人は映画の中のデップさんと同じふん装をして、どちらの“ジョニー度”が高いかを競い合った。吉村崇さんは「(デップさんのファンを)なんとかうなずかせたいんですよ。世界的大スターに挑むんですから、負け戦の可能性が強い。ただこの竹やり一本で挑む勇気を見てほしい!」と熱弁。デップさんがトランクス1枚になる映画の1シーンを再現して会場を盛り上げ、「日本のジョニー・デップ」に選ばれた。
ウナギノボリ
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イベントでは、吉村さんと相方の徳井健太さんが、デップさんの体を張った演技を再現して、審査員として招待されたデップさんのファンにアピールした。徳井さんは、デップさんが金魚ばちの水を飲むシーンを豪快に再現したが、審査員からは1ポイントしか入らず、「目の前で頑張ってやったら心に響くかなと思ったんですが、こんなに響かないとは……」と苦笑い。吉村さんは「恐れ多いですが、光栄ですね。これからは堂々と(日本のジョニー・デップと)いっていいですよね! プロフィルにも出していきます。平成ノブシコブシじゃなく、日本のジョニーデップと書かせていただく」と大喜びしたが、たすきを掛けられて「まさに裸の王さまだな……」と恥ずかしがっていた。
「ラム・ダイアリー」は、デップさんが映画「ラスベガスをやっつけろ」の原作者で親友の故ハンター・S・トンプソンさんの小説を映画化し、製作・主演を務める最新作。夏のカリブを舞台に、デップさん演じる破天荒なジャーナリストのポール・ケンプが、個性豊かな記者仲間に翻弄(ほんろう)され、さまざまな事件に巻き込まれていく……というトンプソンさんの実話を基にした物語。デップさんについて、徳井さんは「こびないけれど人気がある」と感心し、吉村さんは「お芝居のバケモンですね。男というのはこういうときに勝負をするんだ。だめだった奴がいい男になるところを見させていただいた。ぜひ僕と同じ体験をしてほしい!」と熱く猛アピールしていた。映画は、新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで30日公開。(毎日新聞デジタル)
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