ネット掲示板から生まれた橙乃ままれさんの人気ファンタジー小説「まおゆう魔王勇者」（エンターブレイン）がテレビアニメ化されることが28日、明らかになった。原作は累計45万部を発行している人気シリーズで、マンガ化もされており、人気声優による朗読劇も開かれるなど話題の作品だ。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「まおゆう魔王勇者」は、敵対するはずの魔王と勇者がともに手を携えて暗黒の世界に希望の灯をともすストーリーで、経済から農業に至る豊富な知識が盛り込まれ、既存のファンタジーの常識を覆すエンターテインメント性で話題を集めた。原作書籍は「まおゆう魔王勇者」シリーズ全5巻が発売されており、30日には「～エピソード1 楡の国の女魔法使い」「～エピソード0 砂丘の国の弓使い」も発売予定。マンガ版も複数の作品が連載されている。

　アニメの放送時期や放送局、キャスト・スタッフなどの詳細は明かされておらず、今後発表される予定。（毎日新聞デジタル）