注目アニメ紹介:「うた恋い。」 百人一首を描いた人気短編集をアニメ化

(C)杉田圭/メディアファクトリー・和歌恋製作委員会
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(C)杉田圭/メディアファクトリー・和歌恋製作委員会

 百人一首をコメディータッチで描いたラブ・ストーリー「超訳百人一首 うた恋い。」の放送が2日深夜からスタートする。累計発行部数40万部を突破している杉田圭さんのマンガ短編集が原作だ。

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 「百人一首」に詠まれた在原業平らの恋の歌を中心に、メールや電話がない時代に、人々が短歌につづった悲しみや喜びなどの恋模様を描く。原作は、詠み人を主人公として和歌を一つの物語として描いたり、オリジナル色の強いショートショートを描いたりしており、アニメでは、そうした物語を追う語り部として、「百人一首」を編さんした藤原定家が登場する。歌にまつわる知識や背景への理解を深めながら、いつの時代も変わらない恋物語が楽しめそうだ。

 藤原定家は「アクセル・ワールド」の梶裕貴さん、六歌仙の一人でもある在原業平は「坂道のアポロン」の諏訪部順一さん。アニメーション制作は、「たまゆら~hitotose~」 や「銀河へキックオフ!!」のTYOアニメーションズが担当する。

 放送は、テレビ東京、テレビ大阪、アニメ専門チャンネル「AT-X」ほか。

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