ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、“世界災厄の魔女”のヒロインとなぜか“魔術”にかからない主人公のドラマを描いた「それがるうるの支配魔術(イレギュラー)」(土屋つかさ著、さくらねこ画)です。角川書店スニーカー文庫編集部の上野新さんに作品の魅力を聞きました。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
−−この作品の魅力は?
この作品は、人の認識や常識を書き換えて超常現象(あるいは不可思議な空間)を生み出す「理操魔術」を中心に、“世界災厄の魔女”と呼ばれる少女・るうると、なぜか「理操魔術」がかからない少年・タマキとの学園ストーリーです。炎や氷など目に見える形ではなく、いつの間にか誰かの魔術の支配下にあるという驚きと、それを見破っていく楽しみがあります。また、ヒロインのるうるの天真爛漫(らんまん)なふるまいには、あたかも小動物を眺めているようなほっこり感がありますね。
−−作品が生まれたきっかけは?
著者の土屋先生はアナログゲームが趣味で、前作の「放課後の魔術師」でも作中にいくつかゲームを登場させていました。新作のネタを何本か出していただいて、打ち合わせを重ねていくうちに、その知識を生かして物語の中でゲームが進んでいるような、あるいはパズルを解いていくような楽しさを盛り込めないだろうか、と考え始めたのがきっかけだったと思います。
−−作家さんとイラストレーターさんはどんな方でしょうか?
さくらねこ先生にイラストをお願いしたのは、柔らかい印象の女の子を描ける点ですね。この作品全体もそうですが、特にヒロインのるうるは、ふわふわとした子供のような小動物のような印象の女の子なので、さくらねこ先生なら表現していただけると考えました。いつも原稿をお送りすると、すぐに読んで感想をいただけるので、もしかしたら一番のファンかもしれません。
−−編集者として、この作品にかかわって興奮すること、逆に大変なことについてそれぞれ教えてください。
るうるがタマキにじゃれつくシーンも可愛らしくてニヤニヤしますが、やはり仕掛けられた「理操魔術」を見破っていくシーンは読んでいて楽しいですね。魔術をやぶるタマキと視点を共有できるので、すごく臨場感があるんです。大変なのは、この魔術をイラストにするのが難しいこと。見た目で分かりにくい場合や、逆にイラストにすると一発でネタバレになる場合もあるので、さくらねこ先生にどのシーンのイラストをお願いするか、いつも悩みますね。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
ほんわかとした作品ですが、実は次第にクライマックスに入りつつあります。次の5巻では、これまでちりばめてきた謎や過去が明らかになっていきますので、シリーズを読んでいただいている皆さん、楽しみにお待ちください! そして未読の皆さんも今ならまだまだ追いつけますので、一度手にとっていただけるとうれしいです。
角川書店 編集局第5編集部 スニーカー文庫編集部 上野新
11月20日に初フォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を発売したテレビ東京の田中瞳アナウンサー。「視聴者の皆さんはもちろん、制作側にも信頼されるアナウンサーになりたい」と語る…
テレビ東京系の人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(土曜午前11時半)の4代目アシスタントや、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
2024年11月22日 06:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。