注目ドラマ紹介:「黒の女教師」 榮倉奈々が初のダークヒロインに

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 女優の榮倉奈々さんが主演を務める金曜ドラマ「黒の女教師」(TBS系)が20日スタートする。榮倉さんは、昼間は普通の生物教師、夜は学校内の難問をお金で解決するスーパー教師・夕子で、問題解決のためなら法を破ることもいとわないという、初のダークヒロインを演じる。

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 ドラマは、都立有名進学校に勤務する生物教師・夕子が、古典教師のすみれ(市川実日子さん)、美術教師の彩(小林聡美さん)と、学校内のさまざまな教育的難問を、“黒の女教師”として手段を選ばず法外な金銭で解決する……というストーリー。同局の「連ドラシナリオ大賞」の第1回で佳作となった山下友弘さんの作品をドラマ化したもので、脚本も山下さんが担当する。

 榮倉さん、市川さん、小林さんのほか、生徒を第一に考えたいという理想から3人と敵対することになる新人現国教師・遥を木村文乃さん、生徒役を「ジャニーズJr.」の松村北斗さん、俳優の千葉雄大さん、大野いとさん、竹富聖花さん、広瀬アリスさんらが演じる。

 第1話は、桜舞い散る4月、3年D組の担任になった遥は、胸を希望で膨らませて教壇に立つ。しかし、副担任は学校でもいいうわさを聞かない夕子。さらに転校生のトシオ(松村さん)がクラスのボス・亮平(千葉さん)らの悪事をいきなり告発するなど、新学期から問題は山積だ。そんな中、リオ(竹富さん)は大学生の彼氏・達也(早乙女太一さん)から友人のメールアドレスを集めるよう指示されていた。達也は一流大学に通い、司法試験にも合格している“勝ち組”だが、実は脱法ハーブを売りさばく売人。リオは達也との関係を続けるためにさまざまな要求に応えていて……というストーリーが展開する。

 ドラマは20日スタートで、毎週金曜午後10時放送。初回は15分拡大版で放送される。(毎日新聞デジタル)

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