穏やか貴族の休暇のすすめ。
第12話 「リゼルのいない国」
4月1日(水)放送分
俳優の堤真一さんが、青野春秋さんのマンガを映画化し、13年に公開される予定の「俺はまだ本気出してないだけ」の主演を務めることが23日、明らかになった。堤さんは、41歳で会社を辞めてマンガ家を目指すことを決意した主人公・大黒シズオを演じる。また、ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」「コドモ警察」、映画「大洗にも星は降るなり」などを手がけた福田雄一監督が手がけ、橋本愛さんや生瀬勝久さん、山田孝之さん、濱田岳さん、石橋蓮司さんが出演することも発表された。
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原作では、小太りのさえない中年男性という設定のシズオを演じる堤さんは「どう考えても体型もキャラも違うので、冗談かと思っていたら原作者からOKが出て、『え? 本当にやるの?』と(笑い)。ただ、脚本ができて読んでみたら、原作の良さと監督のセンスが混じって、とても面白いものになっていまして、やらせていただくことになりました」と出演にいたった経緯を話している。
マンガは05年に「月刊IKKI」(小学館)で連載をスタート。シズオは、マンガ家になる夢を追いかけながら、アルバイトとサッカーゲームに明け暮れる中年男性。娘・鈴子から借りた金で酒を飲んだり、バイト先のファストフード店では年下の若者に“店長”とあだ名をつけられてばかにされるなど、さえないシズオとその家族の日常を描いた。コミックスは4巻まで発売されており、最終5巻は今秋発売予定。
福田監督は、映画化にいたったいきさつを「僕が持っているダメなところが主人公のシズオと完全に同じなんです、家でファミコンやってる時の横になり方とか(笑い)。周りの人にいわせるとビジュアルもそっくりだと。『もうこれは運命だな、やるしかないな』という感じでした」と語っている。
また、福田監督は、堤さんについて「以前、僕が脚本を書いた舞台でご一緒することがあって、映画や舞台では二枚目のカッコいい主人公を演じることが多い堤さんが、舞台を終えて飲みに行くと、決してそれだけではない、ということを知りまして(笑い)」と明かし、起用理由を「僕は原作を忠実に映画化することに抵抗があるんです。原作に似た方をキャスティングして、『似てるね』っていわれることは全くうれしくない。驚きがないというか、『え?あの人がこれやるの?』というジャンプ幅を持たせたい」と話している。(毎日新聞デジタル)
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