ブルック・エリオット:「ミュージカルシーンに注目して」 「私はラブ・リーガル3」WOWOWで放送

米ドラマシリーズ「私はラブ・リーガル」について語るブルック・エリオットさん
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米ドラマシリーズ「私はラブ・リーガル」について語るブルック・エリオットさん

 米ドラマシリーズ「私はラブ・リーガル」のシーズン3の放送が2日、WOWOWでスタートする。主人公ジェーン・ビンガム役を演じたブルック・エリオットさんは、「演じていて楽しい! 大好きです」と笑顔で語った。同作のPRのため7月に初来日したエリオットさんに、ドラマの見どころや来日の感想を聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 「私はラブ・リーガル」は、ロサンゼルスを舞台に繰り広げられる法廷コメディー。モデル志望で自己中心的なブロンド美人デビーが、ある日交通事故に遭い、その魂が天国の入り口にやってくる。デビーの魂は、決して可愛いとはいえないが、頭脳明晰(めいせき)で心優しい女性弁護士ジェーンの肉体を与えられることに……。可愛いだけの「ラブリーガール」だったデビーの魂が、さえない外見だが使命感に燃える弁護士、“ラブ・リーガル”なジェーンに入り込んだらどうなるか……というストーリー。制作総指揮をミュージカル映画「シカゴ」「ヘアスプレー」のプロデューサー、ニール・メロンさんが務めている。

 もともとはミュージカル女優の出身で、今作がテレビ初出演のエリオットさん。ジェーン役を射止めた瞬間について、「現実とは思えなくて、とてもうれしかったと同時にショックだった」と当時の心境を語った。ジェーン役については「強い女性で元気はつらつ。明るくてセクシーで、賢くて美しい。非常にユーモアのセンスがあるところが好きだし、ハートが大きくて、人のことを思いやる素晴らしい人」と絶賛する。

 劇中では、ジェーンが見る夢の場面が、時折本格的なミュージカルになるのも見どころの一つだ。特に第1話では、エリオットさんの歌とダンスが堪能できることから、「冒頭にあるミュージカルナンバーを楽しみにしていて! 私が大好きなナンバーです」とアピール。作品のテーマとなる「美しさ」については、「自信を持つことであり、自分の欠点を認めること。そして、人間的にいい人であるということ。ひたむきさとか正直なこと、こういうものが内面から出て、笑顔に輝きをもたらしてくれる」と持論を展開した。

 今回の初来日の感想を聞くと、「アイ ラブ ジャパン! グレート!」と大満足の様子で、「とにかく大好きで、食べ物も好きだし、オフの日にはやりたいことがたくさんある!」と日本好きな一面も見せていた。記者が日本語で質問をしている途中で何度もうなずき、ニヤリとした表情を見せたエリオットさん。質問内容を通訳が英訳すると、「今の日本語、分かったわ!」と日本語に興味津々の様子だった。

 「私はラブ・リーガル3」は、2日から「WOWOWプライム」で毎週木曜午後11時から2カ国語版で放送。字幕版は毎週金曜深夜0時15分から放送。第1話は無料放送。

<プロフィル>

 1974年10月31日生まれ。米・ミネソタ州出身。舞台女優として「パイレート・クイーン」のマジェラ役や、ロージー・オドネルさんがプロデュースした「TABOO<ボーイ・ジョージ・ミュージカル>」のビッグ・スー役で、ブロードウェーミュージカルに出演。高い評価を受けた「ウィキッド」や「ディズニーの美女と野獣」のアンサンブルメンバー(助演者)として全米ツアーにも参加。メル・ギブソンさん出演の「ハート・オブ・ウーマン」や「ライアーズ・クラブ(原題)」といった映画にも出演。テレビドラマ「ロー&オーダー:Trial by July(原題)」にゲスト出演している。

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