土屋アンナ：仮面ライダー悪役に立候補？　主題歌担当に感無量

　歌手の土屋アンナさんが4日、東京都内で行われた特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」と「特命戦隊ゴーバスターズ」の劇場版の初日舞台あいさつに登場。劇場版「仮面ライダーフォーゼ」の主題歌「Voyagers」を歌った土屋さんは「小さなころから親しんでいたヒーローの歌を歌えるなんて夢にも思わなかった」と感無量の表情で、「いつ悪役で使われるのかと思っていたから。歌でよかった」とジョークを飛ばしながらも「でも悪役もやります！」と坂本浩一監督に売り込み会場を沸かせていた。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　テレビ版の主題歌も担当している土屋さんは「自分が歌を歌ったことで自分の子どもたちが笑顔になってくれたことが母としてうれしかった」と満面の笑みで「人は違うからこそ協力して生きていこうとなるし、違うからこそ違う道を歩んでいこうとなる。そんなふうに、互いにリスペクトし合って強く地に足を付けていこうぜという気持ちを歌に込めた」と語った。

　劇場版は「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE　みんなで宇宙キターッ！」と「特命戦隊ゴーバスターズ　THE MOVIE 東京エネタワーを守れ！」の2本。「フォーゼ」「ゴーバスターズ」とも単独での映画化は今回が初めて。劇場版「仮面ライダーフォーゼ」は、仮面ライダー部の8人が地球の危機を救うべくついに念願の宇宙へ飛び出す。無敵の機械生命体・宇宙鉄人キョーダインが現れ、史上最大のピンチを迎えたとき、フォーゼに奇跡の力が宿る……というストーリー。劇場版「特命戦隊ゴーバスターズ」は、巨大なエネルギー「エネトロン」を狙う、宿敵ヴァグラスとの戦いは今回、「東京エネタワー」を舞台に、ゴーバスターズは最も危険で最もハードな作戦に挑む。

　仮面ライダーフォーゼを演じた福士蒼汰さんはロンドン五輪の体操の男子個人総合で金メダルを取った内村航平選手を以前から応援していたといい、「フォーゼも金メダル級の大ヒットを！と思っています」と意気込んだのに対し、仮面ライダーメテオ役の吉沢亮さんは「世界は手強いよ、（14日公開の米映画）『アベンジャーズ』があるからねー」と突っ込みを入れ、笑いを誘った。（毎日新聞デジタル）