尾根のかなたに:日航機墜落事故をドラマ化 伊勢谷友介がドラマWで初主演

「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」に出演する(左から)松坂桃李さん、伊勢谷友介さん、玉山鉄二さん
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「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」に出演する(左から)松坂桃李さん、伊勢谷友介さん、玉山鉄二さん

 27年前の日航機墜落事故で肉親を失った三つの家族の姿を描いた門田隆将さんの著書をドラマ化した「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」が、10月にWOWOWのドラマWスペシャルとして前後編で放送されることが7日、明らかになった。ドラマW初出演の俳優・伊勢谷友介さんが主演を務める。

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 ドラマは、門田さんが1985年8月、乗客乗員520人の犠牲者を出した日本航空123便墜落事故をつづったノンフィクションを基に、フィクションで描かれる感動作。映画「沈まぬ太陽」の若松節朗監督が手がけ、脚本は連続テレビ小説「おひさま」の岡田惠和さんが担当。親子で歯科医院を営んでおり、事故で父を亡くした峰岸薫(伊勢谷さん)、13歳の時に父を助けようと現場に向かった上杉弘樹(玉山鉄二さん)、9歳で母と妹を事故で失い、父と離れて暮らすこととなった小倉光太郎(松坂桃李さん)という父への思いを抱えて成長した3人の息子たちを中心に絶望からはい上がった三つの家族を描く。上杉の子供時代を濱田龍臣君、光太郎の子供時代を小林海人君が演じる。石田ゆり子さん、広末涼子さん、貫地谷しほりさん、緒形直人さんも出演する。

 10月7日、14日の午後10時からWOWOWプライムで放送。(毎日新聞デジタル)

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