タレントの鈴木奈々さんが7日、米SF映画「トータル・リコール」(レン・ワイズマン監督)のジャパンプレミアに登場。「彼氏と絶対見に行きたい!」とはしゃぐ鈴木さんは、先日プロポーズして玉砕したという結婚について聞かれると「結婚はまだですね。でも今でもしたい。来年には絶対ゴールインしたいという気持ちですね」と宣言し、左手の薬指にした指輪を見せながら「彼との愛の証しのペアリングです。ゴールインするために頑張りますよ!」と意欲を見せていた。
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イベントには、劇中に登場する記憶を売買するリコール社の“日本支社長”に就任したタレントの高田純次さんも登場。高田さんは映画について「2億、3億(円程度の)遊び金がある、すごいね~。日本支社にも金を回してほしい。『トータル・リコール2』、作ります。僕はピストルの役で出ようかな~」とおどけ、ロンドン五輪については「俺出てないからね~。(代表から)もれちゃったからね。起きてりゃ見ると思うし、今日勝って、金あたりがほしいんじゃない? その夢を(リコール社で)買うのもいいんじゃない?」と“テキトー発言”を連発した。鈴木さんののろけ話については「映画見て、『キャッ』って言って彼氏に飛びつけば?」と言いながらも、「全然興味ない。この指輪は、なかなかいいもんだね~。1000円以上はするね」とからかった。
イベントでは、高田さんがリコール社の日本支社長として、“おバカ”タレントとしても知られる鈴木さんに「東京大学出身」の記憶を売るというパフォーマンスを披露。鈴木さんは「頭がよくなった気がします」と喜んだが、7×4の答えを「56!」、窒素の元素記号を「ちっそ、だからCです!」と答えて会場を盛り上げ、映画の見どころについては「アトラクションがすごいですよね!」と、“おバカ”キャラの全開で話していた。
「トータル・リコール」は、SF作家フィリップ・K・ディックさんの傑作小説が原作。アーノルド・シュワルツェネッガーさん主演で90年に映画化されており、今回の作品は「マイアミ・バイス」のコリン・ファレルさん主演のリメーク版。地球の表側に富裕層、裏側に労働者層が暮らす近未来、日々搾取されるだけの労働者たちは、将来の夢も希望も持てず、好みの記憶を買ってうさを晴らしていた。主人公ダグ・クエイド(ファレルさん)もそんな労働者の一人で、夢だったスパイの記憶を買おうとするが、突然、知らない自分が目を覚まし、自分さえも信じられないまま、階級社会を覆し、世界の運命を変える戦いに巻き込まれていく……という展開。「ダイ・ハード4.0」のワイズマン監督が映像化したSFアクション超大作で、10日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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