市村正親:鳥瞰映像に4歳の息子もビックリ 「アースフライト」でナレーション担当

「アースフライト 大空の冒険者たち」のナレーションを務める市村正親さん
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「アースフライト 大空の冒険者たち」のナレーションを務める市村正親さん

 俳優の市村正親さんが日本語ナレーションを務めた、ネーチャードキュメンタリー番組「BBC EARTH 2012」の「アースフライト 大空の冒険者たち」シリーズが25日からWOWOWで放送される。鳥の視線からのダイナミックな空撮が見もので、市村さんは「まるで自分が鳥になり大地を見下ろしているような感覚になって、もう語っている場合じゃないというぐらい興奮しました(笑い)。収録前に自宅で英語版をチェックしたら、4歳の息子も見たことのない映像に『何これ?』ってビックリしていました」と語っている。

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 「BBC EARTH 2012」は自然界のドラマチックなストーリーを驚きの映像とともにつづる番組で、「アースフライト 大空の冒険者たち」シリーズは世界各地の鳥たちの視点で大自然のスペクタクルを描く作品。制作に4年をかけ、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界40カ国以上で撮影。最新の技術を駆使し、超軽量飛行機で鳥の群れと並行飛行したり、小型カメラを鳥に装着したりと工夫を凝らし、さまざまな角度から鳥たちの世界を映し出している。

 鳥の視点から他の動物や人間も含めた自然界の営みを映し出した内容に、市村さんは「弱肉強食の世界はやはり厳しいなと思う場面もあったけれど、生きるということはこういうものだと肯定しながら言葉を乗せていきました」とナレーションでの取り組みを明かす。また、100種類以上登場する鳥たちの姿に「とても深く感情移入した」といい、「オスが巣作りをしてメスの帰りを待つシュバシコウなんて、あったかい気持ちになりました。生き抜くために長い旅をしたり、狩りをしたり、子供に飛び方を教えたり。そんな鳥たちの姿を見て、世の男性が『しっかりしなきゃいけない』と思ってくれたら、うれしいですね」とコメントしている。

 番組の裏側を記録したドキュメンタリーも合わせ、全6回にわたって放送。WOWOWプライムで25日午後8時45分スタート。2回目以降は、毎週土曜午後9時に放送する。(毎日新聞デジタル)

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