パーフェクト・ブルー:初回視聴率9.0% 宮部みゆき原作 瀧本美織が女性探偵に

「パーフェクト・ブルー」制作発表に登場した(左から)白鳥久美子さん、根岸季衣さん、寺脇康文さん、瀧本美織さん、財前直見さん、平山あやさん
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「パーフェクト・ブルー」制作発表に登場した(左から)白鳥久美子さん、根岸季衣さん、寺脇康文さん、瀧本美織さん、財前直見さん、平山あやさん

 女優の瀧本美織さんが民放連続ドラマで初の単独主演を務める宮部みゆきさん原作のドラマ「パーフェクト・ブルー」(TBS系)の初回が8日放送され、平均視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同ドラマ枠で前回放送していた東野圭吾さん原作のドラマ「浪花少年探偵団」の初回は、平均視聴率7.8%(同)だった。

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 ドラマは、直木賞作家の宮部さんが89年に発表した長編デビュー作「パーフェクト・ブルー」が原作で、以前WOWOWでドラマ化され、劇場公開もしている人気作。設定を一部変更し、同作の登場人物たちで描かれた「心とろかすような マサの事件簿」を加えた2作品を原作として連続ドラマ化。瀧本さんは、女性ばかりの蓮見探偵事務所で調査員として勤める主人公・蓮見加代子を演じる。事務所所長で加代子の母・杏子を財前直見さん、事務所近くのバーのマスター・椎名悠介を寺脇康文さん、加代子の事務所の同僚を平山あやさん、根岸季衣さん、お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子さんらが演じ、事務所の用心棒的存在の元警察犬・マサの声を、船越英一郎さんが担当している。

 第1話は、加代子の母・杏子(財前さん)が経営する蓮見探偵事務所に、藤実咲子(星野真里さん)がストーカーの調査と警護の依頼で訪れる。加代子は、咲子の朝のジョギングにマサを伴って同行し、大通りから裏通りに差し掛かったとき、血まみれの死体を発見する。加代子がその男性の脈はなく、警察に通報しようと携帯を取り出すとなぜか圏外。現場にマサを残し、怖がる咲子と公衆電話を探しに行ったが、2人が戻ってみると死体は消え、マサが気絶していた……という展開だった。(毎日新聞デジタル)

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