オダギリジョー:9年ぶり大河出演 「八重の桜」で“ジョー”つながり?の新島襄役

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 俳優のオダギリジョーさんが13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で、女優の綾瀬はるかさんが演じる主人公・八重の夫で同志社大学を創設した新島襄役として出演することが11日、発表された。オダギリさんが大河ドラマに出演するのは04年の「新選組!」で斎藤一を演じて以来、9年ぶり。

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 11日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた記者会見で、オダギリさんは「イメージを壊さず、自分の新島襄像を描いていけるか、とても心配です。頑張ります」と意気込んだ。また、新島襄と自身の共通点を「20歳のときに国を出て、アメリカで生活をしていたところ。あと(自分と同じ)ジョーという名前に引っかかって、興味を持ちました。勉強不足ですが……」と語った。

 会見には綾瀬さんも登場。オダギリさんは綾瀬さんの印象を「テレビで見てすごく可愛らしいなと思っていました。家に一度、遊びに来ていただいたことがあるのですが、そのときは僕はちょっとしか話せなくて……。これから仲よくなりたいです」と淡々と語ると、綾瀬さんは、オダギリさんについて「独特のテンポと雰囲気が好き。声がすてき。ジョーつながりでうれしくなりました」と笑顔で話した。

 内藤愼介エグゼクティブプロデューサーはオダギリさんの起用理由を「日本にはない雰囲気を出せればと考えた。名前(が一緒なの)は偶然です」と説明していた。

 また、木戸孝允を及川光博さん、吉田松陰を小栗旬さん、佐久間象山を奥田瑛二さん、白虎隊士から東大や京大などの総長となった山川健次郎を勝地涼さん、日本初の女子留学生としてアメリカにわたる大山捨松を水原希子さん、八重の兄の覚馬の後妻・小田時栄を谷村美月さん、、第2代京都府知事を務めた槙村正直を高嶋政宏さん、“京の顔役”の大垣屋清八を松方弘樹さんが演じることも発表された。水原さんは大河ドラマ初出演。

 ドラマは、福島県出身で戊辰(ぼしん)戦争の落日、会津の鶴ケ城に500人の女たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、新島襄の妻となる新島八重(1845~1932)の一生を描く。吉川晃司さん、反町隆史さん、西田敏行さん、降谷建志さん、黒木メイサさん、剛力彩芽さん、貫地谷しほりさんらが出演することが発表されており、脚本は「ゲゲゲの女房」の山本むつみさん、テーマ音楽は坂本龍一さんが担当。13年1月6日から放送。全50回を予定している。(毎日新聞デジタル) 

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