小林星蘭：“駐在さん”でコメディー初挑戦　キンコン西野に女性関係突っ込む

　人気子役の小林星蘭ちゃん（8）が、関西ローカルで放送中のバラエティー番組「熱血！人情派コメディ　しゃかりき駐在さん」（ABC）にゲスト出演し、コメディーに初挑戦することが18日、明らかになった。同番組に出演するお笑いコンビ「キングコング」と初共演した星蘭ちゃんは、「お笑いは大好きだったから、出られてすごい楽しいです」と大喜び。キングコングの梶原雄太さんも、「星蘭ちゃんが“コケ”デビューをするんですけど、たまらんですね。ぜひこれを機に、レギュラーを（お笑いタレントの）宇都宮まき（さん）と代えてほしいですね（笑い）」と冗談を交えながら振り返った。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　「駐在さん」シリーズは、小さな町の駐在所に勤務する警官と近所の住民らとの間で起こる騒動を描くコメディー。78年からスタートし、これまでに桂三枝（現・桂文枝）さん、明石家さんまさん、石田靖さんが駐在さん役を務め、現在の4代目はお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん。「はなつき駐在所」を舞台に、梶原さんが駐在さんの同級生の新聞記者、月亭八光さんが駐在さんの先輩警官、内場勝則さんがコンビニの店長、宇都宮さんがスナック「フラワームーン」のホステスを演じている。

　今回は、市議会議員（末成由美さん）によって、広場に「真実の愛」をテーマにした像が建てられたところから始まる。シングルマザーの議員は、娘（星蘭ちゃん）の教育に相当な力を入れているため、娘は友達と一緒に子供らしい遊びもしたことがない。秘書たち（「銀シャリ」の鰻和弘さん、橋本直さん）と3人になると、思いつめた彼女（星蘭ちゃん）はモップで像の腕を折ってしまい……というストーリーが展開する。

　初共演のキングコングの2人の印象について、星蘭ちゃんは「よくテレビで見ていて、一緒にやってみたいなと思っていました」とにっこり。梶原さんは「むっちゃ良い子やな。泣いてしまうわ」と話し、西野さんは「空き時間に、結婚してくれる？っていう話をしたんですよ。どうかな？　星蘭ちゃんが大人になったらでいいけど」と質問すると、星蘭ちゃんは「大人になったら……ん～ん、分からない」と話すなど、和やかな雰囲気だった。

　また、星蘭ちゃんが、ふた回りも年が離れた西野さんの恋愛遍歴を笑顔で突っ込むシーンもあったことから、西野さんは「元カノのこととか、僕の女関係を8歳の星蘭ちゃんがいじってくるという。そこはほんまにウケるんじゃないですか。ちょうどふた回り下の子に、自分のプライベートをいじられるってなかなかないですから。最年少記録ですね」と話していた。放送は、ABCで28日正午から。（毎日新聞デジタル）