平清盛:視聴率過去最低にNHK総局長「残念」 源平合戦に期待

 NHK大河ドラマ「平清盛」の平均視聴率が一桁台に落ち過去最低を更新したことについて、同局の石田研一放送総局長は24日の定例会見で「残念だし、もうちょっと……という気持ちもある。根強いファンもいるが、分かりにくい、親しみにくいという声もある。クライマックスは、なじみのある源平の戦いになる。最終回までできるだけ多くの人に見ていただきたい」とラストに向けた盛り返しに期待を寄せた。

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 平均視聴率は、21日放送の第41回で関東地区7.9%(ビデオリサーチ調べ)、関西地区7.5%(同)と、8月5日放送の第31回で記録した8.1%(関西地区)を下回り、大河ドラマとしては記録が残る96年10月以降で過去最低を更新した。また、関西地区では9月16日放送の第36話以降、6週連続で視聴率が一桁を記録している。

 「平清盛」は、武士が貴族たちから差別されていた時代、平清盛(松山ケンイチさん)が武士の頂に立ち、日本の覇者を目指す姿を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時から放送。全50話を予定。(毎日新聞デジタル)

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